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スライス防止は「フォロースルーで左ヒジを曲げない」がポイント!

  • 2024.11.29

スライスに限らず、あらゆるミスショットに言えることですが、肩のラインと両腕でできる三角形を崩さずにスイングできれば、ナイスショットの確率は一気に上がります。逆にいうと、ミスが出る人はこの三角形をキープしていないことになります。もちろん、スライスを打つ人も例外ではありません。

左ヒジが曲がると飛距離も出ない

スライスを打つ人に多いのが、インパクトからフォロースルーにかけて左肘が曲がってしまうことです。その結果、インパクトでクラブフェースが開いてしまうので、ボールを右に打ち出し、さらに右回転が加わる分、スライスになります。同時に、クラブヘッドが走らないので、飛距離を稼ぐこともできません。

これはNG!

フォロースルーで左肘が曲がるとスライスが出やすくなります。

クラブフェースが開いたままインパクトを迎えるのでスライスに。

三角形を崩さない素振りを!

右腰から左腰までのスイング幅でいいので、肩のラインと両腕でできる三角形をキープしたまま素振りを数回行いましょう。ヘッドが走る感覚をつかめればOKです。

手首の力を抜くためにグリップを確認

フォロースルーで左肘が曲がっている人の共通点は手首が固まっていることです。手首を柔らかく使うことにより左肘が曲がらず、ヘッドが走るようになります。手首を柔らかく使うためにはグリップを一度チェックしましょう。両手とも手のひらではなく、指先で握ることをお勧めします。自然と手首の余計な力が抜けてきます。

これはNG!


三浦真由
●みうら・まゆ/神奈川県出身。埼玉栄高校卒業後、レッスンの道へ。「明るく楽しく」をモットーに分かりやすいレッスンが好評。神奈川県の「トピックゴルフクラブ」、東京都の「有明ゴルフスタジオ」でレッスンを行う。現在、LPGAティーチングプロA級を取得中。


構成・文=山西英希、写真=山上忠、協力=東京ゴルフスタジオ

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