【お通夜のマナー】喪主の役割って知ってる？覚えておきたいポイントをプロが解説

突然身内に不幸が起こってしまったら、喪主や遺族としての役割や通夜の進行を不安に感じる方も多いかもしれません。今回は、日本現代作法会・総師範である村山紀子さんのYouTube(ユーチューブ)チャンネル「令嬢養成学校チャンネル」の動画から、通夜の流れや喪主としての適切な焼香の方法、挨拶のポイントについて詳しくご紹介します。

お通夜のマナー①身だしなみ

通夜の席では、控えめな装いで臨みましょう。
髪はすっきりとまとめ、お化粧やアクセサリーはシンプルにします。

アクセサリーは、涙の象徴であるパールや水晶、黒水晶を選んでください。
数珠は必須アイテムとして必ず持参し、白いハンカチを用意しておくと安心です。

お通夜のマナー②焼香の方法と挨拶のポイント

焼香は宗派によって作法が異なるため、ここでは一般的な流れをご紹介します。
焼香台に向かう前に、まずは僧侶にお辞儀をしましょう。

焼香台の前まで進んだら、深いお辞儀をしてから焼香を開始します。
焼香の回数は、1回から3回まで宗派により異なるので、事前に僧侶に確認しておくと安心ですよ。

喪主として挨拶をする際には感謝や故人の状況、通夜振る舞いの案内など、必要な情報を簡潔に伝えるように心がけましょう。

お通夜のマナー③通夜振る舞いと参列者への感謝

通夜振る舞いでは、参列者一人一人に心を込めて感謝の意を伝えます。
飲酒される方への配慮や、料理の取り分けなどには気を遣い、温かなおもてなしを心がけましょう。

また、過度に話し込むことなく、全体の流れを大切にすることもポイントです。

知っておくと安心

冠婚葬祭は宗派や地域により異なることもあります。今回は仏式の一般的なマナーについてお伝えしました。
動画本編では、和装の際のマナーやお通夜の流れを詳しく解説しています。細やかな配慮と心遣いで参列者と故人を偲び、温かい見送りの空間を作りましょう。

◆令嬢養成学校チャンネル マナーやコミュニケーションを通して「幸せを引き寄せる」「品をアップする」日頃のふるまいや心遣いを、日本現代作法会・総師範の村山紀子先生が発信するYouTubeチャンネル。