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キーラ・ナイトレイ、『パイレーツ・オブ・カリビアン』で「失敗と成功を一度に手にした」

  • 2024.11.28
PIRATES OF THE CARIBBEAN - Keira Knightley, 2003

パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズでエリザベス・スワンを演じ、大ブレイクを果たしたキーラ・ナイトレイ。「タイムズ」紙のインタビューで、今後大作映画に出演する可能性を聞かれ、「異常なほど時間がかかります。限られた人生の数年をかけることになります。それに撮影場所や撮影時間、何を撮影するかなど、自分ではコントロールできません」とコメント。ハリウッドの超大作に出演する意志がないことを明かした。

キーラは17歳で第一弾の『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』(2003)に出演し、第二弾『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』(2006)は当時、世界興行収入10億ドルを最速で達成した映画として記録を樹立し、興行収入歴代3位にランクインするなど、シリーズは大成功を収めた。

『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』(2007)でもエリザベス役を再演した彼女は、本シリーズで飛躍を遂げ、『プライドと偏見』(2005)や『つぐない』(2007)などの名作に出演し、『プライドと偏見』ではアカデミー賞主演女優賞に初ノミネートされた。しかし、その一方でタブロイド紙から追い回され、華奢な体型を揶揄されて摂食障害を疑われるなど、つらい経験もした。そのため、トラウマになり、このころの記憶が抜け落ちているそうだ。

「おかしな話だけど、失敗と成功を一度に手にしました」と同シリーズについてキーラは語る。「この作品のせいでひどいことを言われたし、本作がヒットしたおかげでオスカー候補となる作品に出演する機会をもらいました。これから関わるものも含め、私の出演作でもっとも成功した映画です。だからこそ、私はさらし者にされたのです。だから『パイレーツ』は、私の中で複雑な思いがある作品です」

Text: Tae Terai

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