バリー・コーガン、ザ・ビートルズの伝記映画でリンゴ・スター役に抜擢

バリー・コーガンが、サム・メンデスが監督とプロデュースをするザ・ビートルズの伝記映画4部作でリンゴ・スターを演じる。リンゴ自らが、「エンターテイメント・トゥナイト」のインタビューで「素晴らしいことだ。どこかでドラムのレッスンを受けているはずだけれど、過酷でないことを願うよ」と『Saltburn』（2023）や『イニシェリン島の精霊』（2022）で注目された若手俳優の抜擢を発表した。

ソニー・ピクチャーズが4部作として製作する本作は、一作品ごとにビートルズのメンバー1人をフィーチャーし、4作品4人それぞれの視点で描かれる。これまでビートルズを題材にしたドキュメンタリー映画はいくつも製作されてきたが、ポール・マッカートニーとリンゴ・スター、そして亡くなったジョン・レノンとジョージ・ハリスンの遺族の協力のもと、筋書きのある映画として製作されるのはこれが初めてとなる。

今年2月に製作が発表されて以来、メンバー4人のキャスティングに注目が集まっており、リンゴ役にはダニエル・ラドクリフやダニエル・デイ＝ルイスの名前も挙がっていたようだ。ジョン役にはサム・クラフリンやアーロン・テイラー＝ジョンソン、ポール役にはジェイコブ・エロルディやジェイミー・ベル、トム・ホランド、ジョージ役にはティモシー・シャラメやエイサ・バターフィールドが候補に名を連ねているという。関係者によると、いずれの俳優も契約に至っていないため、流れてしまう可能性もあるようだ。

Text: Tae Terai

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