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メクテック、茨城ロボッツと連携し地域貢献を推進。牛久市内全中学校にオリジナルバスケットボールを寄贈

  • 2024.11.28

NOKグループの一員で、世界の電子社会を支るFPCのグローバルカンパニー「メクテック株式会社」は、2024年9月、B1リーグ所属のプロバスケットボールチーム「茨城ロボッツ」とのパートナーシップ契約を締結しました。

この取り組みの一環として、同社は茨城ロボッツと協力し、牛久市内の全中学校にオリジナルバスケットボールを寄贈するプロジェクトを実施。11月18日、牛久シャトーで寄贈式が開催されました。

地域貢献と次世代を支る活動に力を注いできたメタテック社

メクテック社は、1971年に茨城県牛久市に生産拠点を設立して以来、地域社会への貢献に力を入れてきました。アジア、欧米でも地域貢献活動を展開しており、国内の花植や清掃活動、中国での孤児院支援、タイやインドネシアでのマングローブ植林、台湾での障がい者支援など、地域課題の解決に取り組んでいます。

今回の寄贈は、茨城ロボッツの社会貢献事業「M-HOPE~みんなの希望~」の一環として行われたものです。

このプロジェクトでは、茨城ロボッツとメクテックのロゴが入ったオリジナルバスケットボール計60球(6校分)を、牛久市内の中学校に贈呈しました。

寄贈式には、牛久市長の沼田和利氏、茨城ロボッツの川﨑篤之社長、メクテックCEOの伊藤太郎氏が出席。また、寄贈を受ける牛久市立牛久南中学校のバスケットボール部代表生徒3名も参加しました。

「スポーツを通じて仲間との絆を深め、挑戦する力を育んで」

会場となった牛久シャトーでは、メクテックCEOの伊藤氏が「スポーツを通じて仲間との絆を深め、挑戦する力を育んでほしい」と述べ、地域社会とスポーツを通じた連携への意気込みを語りました。

メクテック株式会社 代表取締役社長 執行役員CEOの伊藤太郎氏

「スポーツは、仲間との絆を深め、挑戦する力を育む素晴らしい活動です。ぜひ中学校生活の中でバスケットボールを思いっきり楽しみ、茨城ロボッツの応援を通じて、茨城県また牛久市への愛着を深めていただきたいと思いす。当社も、今後も地域の皆様に信頼される企業経営を実践し、牛久市の皆様、茨城ロボッツ様とともに、魅力と活力あるまちづくりを目指しす。」(伊藤氏)

また、茨城ロボッツの川﨑社長は、同チームの地域貢献活動について紹介し、「未来を担う子どもたちへの支援を継続していきたい」と語りました。

株式会社茨城ロボッツ・スポーツンターテインメント代表取締役社長 川﨑篤之氏

「スポーツを通じて、前に向かってチャレンジをしていくという環境を、未来の力のために、地域の大人たちがしっかりと創っていくことが大事です。今回は、牛久市に根差したメクテックさん、牛久市の皆様と共に、地域とのつながり、次世代繋ぐ、パスを回していけることを大変嬉しく思います。」(川﨑社長)

式の最後には、牛久市長から感謝状が贈られ、寄贈されたボールを使って夢を語る中学生の姿が印象的でした。

牛久市長より感謝状贈呈

牛久南中学校男子バスケットボール部

メクテック社が茨城ロボッツとパートナーシップ契約を締結した理由

メクテック株式会社は、携帯電話やHDDなどの電子機器の小型化、軽量化、薄型化を実現する製品・技術を提供している会社。なぜプロバスケットボールチームとパートナーシップ契約を締結したのでしょうか。

今回、編集部はメクテック株式会社業務本部総務部長の高嶋邦男さんにオンライン取材を実施。パートナーシップ契約の理由と、今後の展開について伺いました。

高嶋さん:
会社としても、社会貢献活動や、社内の福利厚生になるような何かを探しておりました。そのようなタイミングで『茨城ロボッツ』を見つけました。

(パートナーシップを締結した理由の)一つ目は、我々の生産拠点は茨城県に持っておりますので、茨城県に地域貢献できる取り組みをしたいと思っておりました。我々メクテックは、1971年に茨城県つくば市、その後は鹿島市、そしていま私がいる牛久市に生産拠点を作ってまいりました。今ではグローバル化も進んでここ牛久市一拠点となっていますが、メクテックは茨城県に生まれ、育ってきた会社ですので、茨城県で社会貢献活動をしたいと思っていました。

(パートナーシップ締結の)二つ目の理由は、社内の福利厚生などを通じて、メクテックの社員の一体感を創出すべく、なにか一丸となって応援できるものを探しておりました。コロナ禍で社内行事もストップしていましたが、昨年、家族も参加できるバーベキュー大会を事業所内で実施したところ、多くの社員が参加してくれて、とても笑顔が絶えない時間となりました。小規模なものでしたが(こういった機会を設けることで)みんな喜んでくれるんだと実感し、今回、茨城県のスポーツチーム、それも最近人気が出てきたバスケットボール、そういったところの試合を、社員とその家族で観戦できる機会を作っていきたいなと。そうすることによって、もっと笑顔の機会が出てくるんじゃないかなと思ったのが二つ目の理由です。

今年の10月末にまたバーベキュー大会を行いまして、そのときは『茨城ロボッツ』のマスコットキャラクター“ロボスケ(ROBO-SKET) ”に来てもらったり、子ども向けフリースローゲームを提供してもらったりなど、一緒に盛り上げていただきました。ロボスケはとくに頑張ってくれて、子どもとグータッチをしたり、子どもが抱きついたりと喜んでおり、非常に微笑ましく、笑顔も多く見られるイベントとなりました。

そして三つ目の理由。『茨城ロボッツ』は非常に厳しい状況に置かれていましたが、困難を乗り越えてB1リーグで頑張っていらっしゃる。そういった歴史に共感できるものがあったという点です。

『茨城ロボッツ』の川﨑社長とはよくお話を伺う機会があるのですが、茨城ロボッツの“諦めないスピリッツ”とか、“貪欲(ひんよく)に強さを求める”、“子どもたちの記憶に残るふるさと”、あとは“茨城をとてつもなく面白くする”といったことをいつもおっしゃっていて。我々メクテックも、ここ茨城に拠点を構える製造業として頑張っておりますので、諦めないこと、強い会社でありたい、子どもたちの夢、茨城県(といったワード)に非常に共感しました。

我々がバスケットボールチームのスポンサーになりたいと思ったのは、こういった理由からです。

パートナーシップを締結し、今後の展望や予定など

高嶋さん:
先日、バスケットボールを寄贈して、社会貢献の一つ目をやらせていただき、一息ついたところ。次はメクテック社内をバスケットボールで盛り上げていきたいと思っております。

バスケットボールは熱狂的な人はとても熱狂的で、この人、バスケについてこんなに語るのか、みたいな社員も何人か発見しております。そういった人が中心となって、社内でチケットなどを配っているのですが、まだバスケットボールに関心のない人たちを、いかに楽しませるか、バスケットボールを知ってもらえるか。そういった活動を盛り上げていきたいと考えています。スタジアム周りには水戸の観光名所もありますので、そういったものも紹介しながら、盛り上げていきたいなと思っております。

メクテック×茨城ロボッツ 地域貢献活動 第一弾

寄贈品

茨城ロボッツとメクテックのロゴ入りオリジナルバスケットボール 各校10球(合計60球)

寄贈先

牛久市立の中学校と小中一貫の義務教育学校全6校(牛久第一中学校、牛久第三中学校、下根中学校、牛久南中学校、ひたち野うしく中学校、おくの義務教育学校)

会社紹介

メクテック株式会社

1969年にNOK株式会社のフレキシブルプリント基板製造子会社として創業。世界各地に製造・販売の拠点を置き、携帯電話やHDDなどの電子機器の小型化、軽量化、薄型化を実現する製品・技術を「MEKTEC」ブランドにて提供。創業55周年を迎える2024年、グローバルで認知度の高いブランド名と企業名を統一し、7月1日に「メクテック株式会社」へ社名を変更。

メクテックによる地域貢献活動

メクテックは、生産・販売拠点を持つ日本やアジア、欧米において地域貢献活動を行っています。国内製造拠点である牛久事業場では自治体と共同で花植えのボランティアや地域の清掃活動などに取り組んでいます。また、中国での孤児院や老人ホームへの慰問や寄付、タイとインドネシアでのマングローブ植林など環境保護活動、台湾での障がい者支援活動などそれぞれの地域課題の解決に寄与する活動を展開しています。

  • 牛久市内における花植えのボランティア活動、清掃活動
  • 中国での孤児院や老人ホーム慰問、生活必需品の寄付などの支援活動
  • タイ、インドネシアでのマングローブ植林など環境保護活動
  • 台湾での障がい者支援活動ほか

NOKグループ

NOKグループは「Essential Core Manufacturing ― 社会に不可欠な中心領域を担うモノづくり」を掲げ、豊かな社会の根幹となる「安全」と「快適」を支えています。15の国と地域に所在するグループ93社、約38,000人で、積み重ねた基礎研究に基づく製品開発、高品質での大量・安定生産を実現。自動車をはじめとするモビリティ、PCやスマートフォンに代表される電子機器、OA機器、医療・ヘルスケア機器、産業用ロボット、そして人工衛星など、あらゆる産業分野に技術・製品を提供し続けている。

<Edit:編集部>

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