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日韓発の話題作も揃ったイベントをハイライト!ディズニー・コンテンツ・ショーケース APAC 2024

  • 2024.11.28

ウォルト・ディズニー・カンパニーは、2024年11月20日と21日の2日間にわたり、シンガポールのマリーナベイ・サンズにて、今後公開予定の劇場作品と配信予定作品を発表する「ディズニー・コンテンツ・ショーケース APAC 2024」を開催。

日韓発の話題作も揃った「ディズニー・コンテンツ・ショーケース APAC 2024」のハイライトを紹介していきます。

 

「ディズニー・コンテンツ・ショーケース APAC 2024」ハイライト

 

 

開催日:2024年11月20日〜21日

 

ウォルト・ディズニー・カンパニーが、シンガポールの象徴とされるマリーナベイ・サンズにて2日間にわたり開催した「ディズニー・コンテンツ・ショーケースAPAC2024」

1日目はディズニー、ピクサー、マーベル・スタジオなどがお届けする期待の新作映画やシリーズの作品ラインナップが発表されました。

2日目はAPACを代表するキャストやクリエイターによるオリジナル作品の最新ラインナップを一挙に公開。

そんな「ディズニー・コンテンツ・ショーケース APAC 2024」の2日間を振り返っていきます。

 

「ディズニー・コンテンツ・ショーケース APAC 2024」1日目

 

 

1日目はディズニー、20世紀スタジオ、サーチライト・ピクチャーズ、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ、ピクサー、マーベル・スタジオ、ルーカスフィルムからお届けする期待の新作映画やシリーズの作品ラインナップを発表。

『白雪姫』の紹介や、マーベル・スタジオ社長ケヴィン・ファイギ氏の登場、そして『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』で「キャプテン・アメリカ」役を務めるアンソニー・マッキー氏が登壇。

最高のストーリーテラーが集結した新作への期待感が高まる初日となりました。

 

世界中のメディアからの期待

 

 

マリーナベイ・サンズには、500を超えるメディア、インフルエンサーを含む参加者が集結。

最新のラインナップ発表を待ち焦がれた様子で、開会前から早くも熱気に包まれました。

定刻を迎え、会場が暗転すると、「ミッキーマウス」のシルエットがスクリーンに登場!

壮大なオーケストラで数々の名曲が披露され、紗幕が降りると指揮者姿の「ミッキーマウス」が姿を現します。

ディズニーを象徴する「ミッキーマウス」の満を持しての登場に、会場に大きな歓声と拍手が巻き起こりました。

 

2024年の成功を超えていく

 

 

ウォルト・ディズニー・カンパニー アジア・パシフィック プレジデントのルーク・カン氏は

今年は極めて重要で成功した年でした。

この夏のディズニーの興行収入の実績は私達の信念とフォーカスを証明しています。

今後2日間にわたり、ディズニーの最高のストーリーテラーたちが、各スタジオがお届けするラインナップを通して皆様を新しい世界へ、そしてこの可能性を超える旅に皆さんをお連れします。

と述べ、会場を期待で沸かせました。

 

名曲と最新鋭映像の融合、新たな100年へ

 

ディズニーを象徴する映画として挙げられるのがアニメーション版『白雪姫』

その『白雪姫』を実写化するという夢のプロジェクトのために、ハリウッドが誇る豪華スタッフ&キャストが集結。

2025年3月20日に劇場公開が予定されています。

白雪姫役に選ばれたのは、抜群の歌唱力を誇るレイチェル・ゼグラー氏。

ディズニーヴィランズの中でも人気を誇る女王役はガル・ガドット氏。

また、監督に『アメイジング・スパイダーマン』のマーク・ウェブ氏、脚本に『バービー』を監督したグレタ・ガーウィグ氏という今日のハリウッドを牽引する才能がタッグを組んでいます。

音楽は『ラ・ラ・ランド』『グレイテスト・ショーマン』のパセク&ポールが担当。

驚きと感動に満ちたディズニー・ミュージカルの誕生です。

会場ではパセク&ポールによる新曲だけではなく、アニメーション版のおなじみの楽曲も映画を盛り上げることが発表され、「口笛ふいて働こう」のミュージカルシーンが上映されました。

レイチェル・ゼグラー演じる白雪姫による名曲の歌唱と、VFX を駆使した最新鋭の映像美という新旧の融合は、今後の新たな100年への幕開けを期待させます。

 

新たなヒーロー/MCU フェーズ5・フェーズ6への期待

 

 

マーベルは2025年7月までのラインナップを発表しており、映画、アニメーション、ドラマと新作が続きます。

会場にオンラインで登場したマーベル・スタジオ社長 ケヴィン・ファイギ氏は、最も期待している作品に『ファンタスティック4:ファースト・ステップス (原題) 』 (2025年7月25日 全米公開)を挙げ、

彼らに25年ぶりに命を吹き込むということ、マーベルのファーストファミリーをMCUに紹介できるということを本当に嬉しく思います

とコメント。

 

また、『デアデビル:ボーン・アゲイン (原題) 』 (2025年春 ディズニープラス配信)について、ストーリーは継続しつつ新しい開始点の作品となること、『デアデビル:ボーン・アゲイン』以前からのファンが楽しめる過去の内容にもふれていくことを明かしました。

そして、APACにおけるマーベルの活躍についても言及。

東京ディズニーランドにマーベルが参入したこと、2025年にシンガポールから出航予定のディズニークルーズライン「ディズニーアドベンチャー号」にマーベルエリアが誕生することなどを例に挙げ、APAC地域におけるマーベル人気について感謝の意を示しました。

 

 

今後直近の劇場公開作品となる『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』(2025年2月14日劇場公開)にも期待が高まる中、「キャプテン・アメリカ(サム・ウィルソン)」役のアンソニー・マッキー氏がステージに登場!

新たな「キャプテン・アメリカ」となった「サム・ウィルソン」の物語が描かれる『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』

サム・ウィルソンというキャラクターについて聞かれると、

MCUの道のりを見ていくと彼のようなルーツを持ったキャラクターはほかに居ない

と表現。

退役軍人のカウンセラーだった彼は、スティーブと出会い、アベンジャーズの一員になりました。彼の進化はとてもシンプルで、いまでも変わらずカウンセラーであるのですが、自分のコミュニティから国家に仕えるようになったという意味で規模は大きくなりましたね

と、“初代”「キャプテン・アメリカ」との違いを示唆しました。

 

マーベル作品は各作品でそれぞれ異なるジャンルを掘り下げています。

キャプテン・アメリカの物語では、いつも地に足のついたリアリズムのある世界が表現されていました。

この作品もそれを踏襲しながら、さらにスパイスリラー的な要素がさらに加わっています

と『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』の魅力をアピール。

 

見どころは僕が活躍しているところですね!

と力強く語り、会場を大きく沸かせました。

そのほか、2025年11に全米公開が予定されているディズニー・スタジオの『ズートピア 2(原題)』のフッテージ映像や、ルーカスフィルムが日本のアニメーションスタジオと制作した『スター・ウォーズ :ビジョンズ』VOLUME 3が2025年にディズニープラスで配信となることなどが発表されました。

 

大快挙をおさめた 2024年を超えるべく発表された2025年の新作ラインナップ。

最高のストーリーテラーが集結した新作への期待感が高まる、「ディズニー・コンテンツ・ショーケース APAC 2024」初日となりました。

 

「ディズニー・コンテンツ・ショーケース APAC 2024」2日目

 

 

2日目はアジア太平洋地域(APAC)を代表するキャストやクリエイターと共にお届けするオリジナル作品の最新ラインナップを一挙に公開。

朝鮮王朝を描く時代劇『濁流』や、1970年代の韓国を舞台にしたクライム・アクション・シリーズ『パイン ならず者たち』といった”オーセンティシティ”を体現した作品や『ムービング』シーズン2の制作の発表など、韓国作品の強化をアピールしました。

日本からは『キャッツ・アイ』、待望の『ガンニバル』シーズン2やSnow Man出演のトラベルリアリティショー『旅するSnow Man』など期待の日本発のオリジナル作品も世界中の視聴者に向けて配信されます。

 

世界で存在感をあらわすAPACのオリジナル作品

 

APACでは、2021年10月にディズニープラスで配信されるグローバル、リージョナル、そしてローカル言語によるコンテンツのラインナップを発表してから、この3年間で 130 以上のオリジナル作品を制作してきました。

中でも『ムービング』『ガンニバル』『最悪の悪』『カジノ』『殺し屋たちの店』は、世界中に熱狂的なファンを持ち、クリエイティブ面でも高く評価され、エンターテイメント業界で存在感を示しています。

中でもオーセンティシティ、または“本物志向”を貫いたFXスタジオの『SHOGUN 将軍』の世界的大ヒットは記憶に新しく、最新ラインナップからも『SHOGUN 将軍』から刺激を受けている様子を垣間見ることができます。

 

“オーセンティシティ“を体現する韓国ドラマのラインナップ

 

 

“オーセンティシティ”(本物志向)というキーワードは、今回発表された韓国ドラマコンテンツにラインナップされている朝鮮王朝を描く時代劇『濁流』や、1970年代の韓国を舞台にしたクライム・アクション・シリーズ『パイン ならず者たち』といった作品に顕著にあらわれています。

『カジノ』につづき『パイン ならず者たち』のメガホンをとるカン・ユンソン監督は、

 

1970年代の韓国における、孤独で、そして密度感といった雰囲気を具現化するためにかなりこだわりました。

美術面でも丁寧に再現しています

 

と話し、APAC 地域の持つ深い伝統、豊かな文化に真摯に向き合った高品質な作品づくりが期待されます。

また、これまでの韓国オリジナル作品の成功を受け、新たなテントポール作品として『照明店の客人たち』『ノックオフ』『ハイパーナイフ』といった新作の投入と、『ムービング』シーズン2の制作を発表し、韓国作品の強化をアピールしました。

 

待望の『ガンニバル』シーズン2!日本のオリジナル作品

 

 

日本発の作品では、アニメが依然としてユーザーからの注目度が高く、『東京リベンジャーズ』や『ドラゴンボール』の作者である鳥山明氏原作の『SAND LAND: THE SERIES』などが高い支持を得ているコンテンツのひとつにあげられます。

2025年以降、日本のアニメの枠はさらに拡大される見込みで『BULLET/BULLET』『ディズニー ツイステッドワンダーランド ザ アニメーション』の新たなアートが公開されたほか、『キャッツ アイ』の制作も発表されました。

また、『ガンニバル』がシーズン2として2025年初頭に戻ってきます。

『ガンニバル』はアジア発のオリジナル実写作品の中で初めてシーズン継続が決定した作品で、APACオリジナルコンテンツを牽引する作品です。

 

 

「ディズニー・コンテンツ・ショーケース APAC 2024」のステージに登壇した主演の柳楽優弥氏は、『ガンニバル』シーズン2を

J-Drama, New era it’s coming!(日本のドラマに新しい時代がやってくる)

と表現。

 

この作品はサスペンス・スリラーというところがキーになっていて、日本人の持つ“思ったことをあまり口にしない”というところがいいように働いたり、時として怖く働いたりと多面性があるのが、今回の作品の面白いところだと改めて感じます。

日本には名作といわれるドラマがたくさんありますが、『SHOGUN 将軍』からのパワーをもらいながらこのディズニープラスからまた、しっかり先陣を切って僕たちが J-ドラマを盛り上げていくので楽しみにしていてください

と力強くコメント。

 

日本文化ならではの間や空気感といった表現が世界観をより完成させたものに昇華させ、より観客を惹きつけるものとなることが期待されます。

 

Snow Manが出演する日本発バラエティも

 

バラエティカテゴリーでは、BTS の JIMIN と JUNG KOOK が出演する旅行リアリティ番組『Are you sure?!』がAPACで最も視聴されたディズニープラスのバラエティ番組となり、全世界的な人気を記録しています。

今回、ディズニープラス初となる日本発のバラエティ作品として、日本テレビと STARTO ENTERTAINMENT と共同で、日本の人気グループSnow Manによる新しいトラベルリアリティショー『旅する Snow Man』(仮)の配信を行うことを発表。

ウォルト・ディズニー・ジャパン、日本テレビ、STARTO ENTERTAINMENT の3社がそれぞれのストーリーテリングとクリエイティブの強みを活かします。

日本の視聴者のなかでバラエティ作品への関心が高まりつつある中、日本のトップタレントにスポットライトを当て、その魅力を日本のみならず世界中の視聴者に向けて届けていくねらいがあります。

 

日韓発の話題作も揃う、最高のストーリーテラーが贈る2025年の新作に期待が高まります!

2024年11月20日・21日にわたり開催された「ディズニー・コンテンツ・ショーケース APAC 2024」のハイライトでした。

 

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