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【漫画】イケメン姉妹に美女兄弟…不思議な家族の日常に「めちゃくちゃ頭がバグる」の声

  • 2024.11.28
不思議な家族の日常に「めちゃくちゃ頭がバグる」の声 画像提供/杉原冬流さん
不思議な家族の日常に「めちゃくちゃ頭がバグる」の声 画像提供/杉原冬流さん

【漫画】イケメンが女子トイレ、美少女が男子トイレに行く理由「みんな癖が強くて、かわいいしカッコ良いです」の声

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、X(旧Twitter)に投稿された創作漫画『クセしかない家族』を紹介する。pixivコミックのMAGxivにて『女装してめんどくさい事になってるネクラとヤンキーの両片想い』を連載中の杉原冬流さんが5月24日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、3.1万件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、杉原冬流さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。

周囲を混乱させる兄妹姉妹

『クセしかない家族』(2/4) 画像提供/杉原冬流さん
『クセしかない家族』(2/4) 画像提供/杉原冬流さん

男2人女2人仲の良い家族がお出かけ中、トイレへ行くことに。せっかくだからと全員がトイレに向かうのだが、なぜかイケメンは女子トイレ、か弱そうな姉妹は男子トイレへ…。

当然警備員さんが呼ばれるのだが、兄弟姉妹は見た目とは正反対の性別。「頭バグりそう」という読者の気持ちを、話を聞いた警備員さんが代弁してくれていた。どうしてそのような恰好をしているのか、警備員さんが思わずそれぞれ4人に尋ねると、予想外の回答がかえってきてーー。

この漫画を読んだ人たちからは「めちゃくちゃ頭バグるけどかわいい」「続きが読みたいです!!皆んな癖が強くて、かわいいしカッコ良いです」「両親も気になるわ〜」など、多くのコメントが寄せられている。

創作のきっかけは「パッと見で性別がわからないキャラ」が好きだったから

『クセしかない家族』(4/4) 画像提供/杉原冬流さん
『クセしかない家族』(4/4) 画像提供/杉原冬流さん

――『クセしかない家族』を創作したきっかけや理由があればお教えください。

元々、パッと見で性別がわからなかったり、見た目と中身の性別が逆だったりするようなキャラクターが大好きでして、そういう人たちが出るネタをよく思いつくんです。

その中で形にちゃんとしようと思ったのが本作でした。

――本作の登場人物4人全員が個性豊かで読んでいてとても楽しかったです!特に、職質を受けて2つめの質問で、元の性別の本音が出てしまうところが非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。

ありがとうございます!こだわったのはとにかくパッと見で性別を勘違いさせること、そしてそれだけだと弱いので中身の個性を強めにしたところです。ツッコミどころが多い子たちにしようと思って描きました。読んでいて自然とツッコんでもらえたらガッツポーズです笑。

――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

個人的なお気に入りは長女の東麻(あずま)なので、彼女がアップで描かれているところは気に入ってると思います。はっきりした理由はありません笑。

――普段作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか?

何かを見たり、作品に触れたり、友達との会話や、何でもいいのですが自分が印象強かった事柄から、私ならこうするなぁとか、こういうパターンが見てみたいなぁと考えたりします。それを自分の好きなシチュエーションやキャラクターのタイプと混ぜて、形になりそうなら描いてみる…という感じです。でもだいたいはほぼ突然の思いつきです。

――杉原さんの作品は、他の作品(シスコンの兄を持つ妹の好きな人もシスコンなど)でもギャップを意識されているように感じます。作画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか?

おっしゃる通り、ギャップにはこだわります。私はあまり絵が上手い方ではないので、その分キャラクターの表情管理は怠らないようにしていまして、大袈裟なくらいの表情を心がけています。まゆげの角度や口角の位置が1度、1ミリ違うだけで伝えられる感情が全く変わってしまうので、納得いくまで顔のパーツの位置や大きさを変えたりします。

――今後の展望や目標をお教えください。

もっと漫画が上手くなって、もっとたくさんの方々に作品を知っていただきたいです。それと、アニメでもボイスドラマでもボイスコミックでも何でも大歓迎なので、自分の作品に声をあてていただくことです。漫画家になる前からの夢でもありますし、自分が生み出したキャラたちがしゃべるのを聞いてみたいです。そういった機会になかなか恵まれないので、いつでもお話お待ちしております!!

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!

本作を読んでくださった方々、コメントなどをくださった方々に心から感謝を申し上げます。「続き早く!」とのお声もいただいてるので、近いうちに次女の話から続きを描きたいです。その時は是非ともまた読んでください!本作は趣味で描いているものですが、商業誌で連載中の作品や読切など他作品もありますので、よろしければそちらも是非ご覧ください。

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