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竹内結子“姫川”と加藤あい“真弓”がコンビを組む<ストロベリーナイト>

  • 2024.11.28
『ストロベリーナイト』 (C)Tetsuya Honda,Kobunsha/フジテレビ/共同テレビ
『ストロベリーナイト』 (C)Tetsuya Honda,Kobunsha/フジテレビ/共同テレビ

【写真】出産後初ドラマで事件のキーマンになった加藤あい

今から12年前の2012年1月に放送されたドラマ「ストロベリーナイト」がFODで配信中である。小説家・誉田哲也の人気ミステリー「姫川玲子シリーズ」をドラマ化したこの作品は、ノンキャリアの成り上がり系女性刑事・姫川玲子(竹内結子)がクセ者ぞろいの刑事たちと共に悪戦苦闘しながら残忍な事件の数々を解決していく物語。警察を辞めた倉田警部補(杉本哲太)との共通点を指摘され憤る姫川の迫力が光っていた、連続ドラマ版の第5・6話を紹介する。(以下、ネタバレが含まれます)

警察官としての正義感とは

「ストロベリーナイト」は魅力的な登場人物と、スピーディーでスリリングな展開、そしてなにより衝撃的な描写や結末が人気のドラマ。今回FODでは連続ドラマ版の第1話が12月7日(土)まで無料公開されているほか、全話を順次無料配信している。

第4話から続くストーリーの第5話は「選ばれた殺意~過ぎた正義」。過去の事件の犯罪者が立て続けに3人変死する。姫川(竹内)は“ガンテツ”こと勝俣警部補(武田鉄矢)から、3人の捜査に関わった倉田修二警部補(杉本)が3年前に警察を辞めたことを聞く。理由は、息子の倉田英樹(石黒英雄)が交際相手の高校生・彩香(皆川玲奈)を刺殺したからだ。倉田の妻・加奈子(おぐちえりこ)は、被害者の嶋田彩香の父親・勝也(吉満涼太)に自宅で殺されていた。

姫川は倉田が息子を殺害すると予想。倉田と対峙して「最初、あなたは過ぎた正義感のために3人を殺したと思ったが、自分を追い詰めるため3人を殺した。息子の英樹に自分の手で罰を与える決心が鈍らない様に…」と語りかける。姫川は来週出所する英樹と面会を希望する。

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先日、約8年ぶりに公の場に出て話題の加藤あいが出演

姫川はガンテツから行き過ぎた正義感を危険視されていた。ガンテツを見詰めるその鋭い顔が「倉田と同じ」と言われて、姫川が思わず憤る場面が印象的。男性ばかりの職場で紅一点、信念を持って職を全うする姫川の強さの中にある弱さも見えてきた回だった。残忍な事件現場で命について語る彼女の姿は、今見るとさらに胸にくるものがある。

続く第6話は「感染遊戯」。激しい雨が降る夜に、閑静な住宅地で起きた殺傷事件に姫川班が挑む。姫川は、葉山(小出恵介)と警察学校の同期で卒配も一緒の成城南署強行犯捜査係の真弓(加藤あい)とコンビを組むことに。事件のあった昨夜は激しい雨が降っていたため、現場の周辺から足痕および指紋は、現段階では採取できなかった。家に入った被害者を呼び出したのに、呼び鈴になぜ指紋が残っていなかったのか?と姫川は疑問に思う。

女優・加藤あいの登場に、12年の月日を感じた第6話。10月28日、ファッションブランド「マックスマーラ」のイベントで約8年ぶりに公の場に姿を見せたことも話題となっている加藤の変わらぬ美しさに驚く。少し前の作品を視聴することは、作品そのものの魅力もさることながら、出演者や時代背景などの視点も味わうことができる。

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