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シェール、“本名”を出生証明書で知った

  • 2024.11.28
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シェールは法的に名前を変えた際、出生証明書に記載された名前に誤りがあることを発見し、ショックを受けたそうだ。「法的に名前をシンプルにシェールに変えようと決意するまで、何年も自分の名前はシェリリンだと信じていました」と最新の回顧録『Cher: The Memoir, Part One,(原題)』で告白した。

1960年代に夫婦デュオ、ソニー&シェールとしてデビューした彼女は、1979年に法的に名前を変更し、ファーストネームをシェールとし、母の再婚と自身の2度の結婚を経て長くなった苗字を削除、正式にシェールとなった。この手続きで出生証明書のコピーを取り寄せた際、そこには自分の名前だと思っていた「シェリリン」ではなく、「シェリル」と記されていたそうだ。

母ジョージア・ホルトとシェール。
Cher And Her Mother母ジョージア・ホルトとシェール。

1946年、当時19歳だったシェールの母ジョージア・ホルトは、カリフォルニア州エルセントロの小さな病院で予定より1カ月早く出産。「私が5月20日の朝7時半頃生まれたころには、母は疲れ切っていました」。麻酔を使うことなく、長い陣痛に耐えての出産だったため、身体を休めていたところ、看護師がやってきて名前について質問したそうだ。「母はまだ考えていませんでしたが、看護師に問われて、『そうですね、俳優のラナ・ターナーが好きだけれど、彼女は娘にシェリルと名付けた。私の母の名前はリンダだから、シェリリンはどうかな?』と答えた」

だが、会話の後半部分が抜け落ちてしまい、シェリルとして出生届が出されたようだ。2022年に肺炎で入院した後、96歳で亡くなったジョージアは生前、名前が違っていたことを娘から問われて、こう言ったそうだ。「まだティーンエイジャーで、痛みに耐えているところだった。仕方ないでしょ」

Text: Tae Terai

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