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「神木隆之介の真骨頂」「鉄平の笑顔とは違う」一人二役、圧巻の演技に称賛の声…!日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』

  • 2024.12.19

神木隆之介が主演するTBS系日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(毎週日曜よる9時)第8話が12月15日に放送された。1964年、爆発事故を食い止められず、端島は廃鉱。4ヵ月が経った端島では、鉱員たちの多くが島を去り、残った者たちも希望を失いかけていた。

今回は、現代パートの玲央(神木隆之介)やいづみ(宮本信子)にもさまざまな転機が訪れた。最終回直前、少しずつ明らかになる真実と深まる謎にSNSでは大盛り上がりを見せた。

玲央の心に変化「今までで1番かっこよかった」

現代パートでは、いづみ(宮本信子)が息子・和馬(尾美としのり)の勧めで認知症のテストを受けていた。実は姉・鹿乃子(美保純)の企みで、和馬は母の認知症の診断書を偽造し、母を社長から解任させようとしていたのだった。だが、いづみの秘書・澤田(酒向芳)に追及され…。玲央は、和馬のことを「ドブいしクズいわぁ〜」と発言。

しかし帰り道、ホストクラブに言われるがまま、キャバクラで働いていたアイリ(安西星来)を追いやった自分に対しても、「ドブいしクズい」と和馬の前でつぶやいた。「鉄平だったらどうしてたんだろう」と続けた。

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日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』第8話より (C)TBS

その後、いづみは会社を売却することを決意する。鹿乃子が売却することを反対し、認知症だからと主張する隣で、和馬は、母の診断書を破き清々しい顔を見せた。SNSでは「いい顔してた」「和馬が偽造診断書を破ったのは、玲央の言葉もあると思うけど、“真面目で優しい人だった虎さん”の息子として考えたんだろうな」と反響続出。

そんな和馬の様子を見ていた玲央の心も動いた。働いていたホストクラブのホストたちに追い詰められていた玲央だが、「本気で笑って生きたいんだ」と店の闇を暴くことを決意。

玲央は、自分がどん底に追いやったアイリ(安西星来)を助け、警察でホストクラブの違法行為を告発し、それに加担した一人として自首したのだった。SNSでは「スッキリしました」「玲央が今までで1番かっこよかった」「玲央が笑うための自首なんだね」と玲央の行為に称賛の声が溢れていた。

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日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』第8話より (C)TBS

また、石炭=黒いダイヤモンドが出て欲しいと願っていた心から鉄平と同じように、(中略)俺も“ダイヤモンド”がほしい」と言っていた玲央。鉄平の日記を読み、いづみの話を聞いていた彼の心の変化も「玲央の目に光が宿ると、まるで鉄平のようだな」「玲央に生きる活力が戻ってきて逆に鉄平と重なる部分があった」と反響を呼んでいた。

さらに、「今回は、神木隆之介の真骨頂」「ちゃんと鉄平の笑顔とは違うように見える」など神木隆之介の演技力についても改めて称賛も届いている。

最終回直前、新たな登場人物が…!

また、玲央たちは、オークションで端島の記録フィルムを落札するも、キャンセルされてしまう。出品者であるフィルムの持ち主の古賀(滝藤賢一)は、両親が端島で暮らしていたという。彼が電話で話す傍らには、賢将(清水尋也)と百合子(土屋太鳳)と子供たちの写真があり…。

一方、端島では努力のかいあって着炭の知らせが届くも、人間関係では不穏な空気が立ち込めていて…。次回はいよいよ最終回。端島と現代パートのつながりも強まる中、どんな真実が明かされるのか。

鉄平と朝子がたどった運命は? 鉄平と玲央に関係性はあるのか? 2時間スペシャルで紡がれる物語の結末をお見逃しなく。



TBS系 日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』 毎週日曜よる9時

ライター:小松加奈
ライター/編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー/レビュー/コラム記事などを手掛ける。

※記事内の情報は執筆時点の情報です