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「モヤモヤする」「本人たちがいいなら…」“元モラハラ夫”の意外な決断にSNSも大混乱…!最終回“木曜劇場”

  • 2024.12.23

松本若菜が主演、田中圭、Snow Manの深澤辰哉が共演するフジテレビ系のドラマ『わたしの宝物』(毎週木曜よる10時)最終話が12月19日に放送。美羽(松本)は、娘の栞と3人の最後の面会をするため、夫・宏樹(田中)を動物園の入り口で待っていた。しかしそこにやってきたのは冬月(深澤)で…。SNSではその結末にさまざまな意見が飛び交っていた。

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(C)SANKEI

冬月が栞を抱っこ「切ない」「涙が出た」

栞が血のつながりのある冬月と生きていくという選択肢もあると思っていた宏樹の気持ちを聞いた美羽。戸惑いながらも、冬月と動物園を回り、別れ際、冬月は美羽にお願いし、栞を抱っこする。

SNSでは「慣れない手つきで抱っこする冬月くんのなんとも言えない表情に涙でた」「我が子との時間がそれだけなのが切ない」と胸をしめつけられる視聴者が続出していた。

冬月は、マスター(北村一輝)の喫茶店で宏樹と会い、宏樹に「俺はあの子の父親じゃありません。美羽さんにそう言いました」と告げたのだった。

宏樹にとっての“宝物”は? その結末にSNS騒然

宏樹も離婚届にサインをし、年明けに美羽が離婚届を出しに行くことに。そして、美羽はやはり栞を一人で育てることを決意したことを宏樹に告げるのだった。美羽が抱いていた栞が宏樹を見送る時に泣いていたのが、印象的だ。

会社の後輩から「守るものがあるから仕事を頑張れる。仕事を頑張るから家を守れる。どっちかだけじゃダメなんだな」と言われた宏樹。そして宏樹に会いに来た冬月は、栞の重みとかわいらしく元気な姿に美羽と宏樹の愛を感じたことを明かした。そして、宏樹が栞のお父さんだと告げるのだった。「あなたはどうですか?」と冬月に問いかけられた宏樹が動揺していたのが印象的で…。

美羽は真琴(恒松祐里)のところに栞を預け、役所に離婚届を出しに行く。そんななか、宏樹は美羽に電話をかけ、美羽と再会。そして宏樹は自身が美羽を苦しめてきたこと、美羽の嘘…それらは消えることはなく苦しむかもしれないが、美羽&栞と一緒にいたいと明かした。美羽も宏樹と離れたくないと告げ、ともに背負っていこうと復縁するのだった。

SNSでは「私が美羽でもこの道を選んだかも。栞を幸せにすることだけを考えるなら宏樹を選ぶかもしれない」「冬月ならちゃんと愛せたと思うんだけど…」「冬月くんはなんかモヤッ」「これでいいの?…本人たちがいいならそれでいいということか」「家族再生、血のつながりを超えていこうラストでどこか安心した」「栞にとってはこれ以上ない選択だったのだと思う」「モラハラを忘れられない、なんかモヤモヤする」とさまざまな意見が飛び交い、大きな余韻を残していた。

毎話ジェットコースターのような展開で心を揺さぶられながらも、ラストではタイトル通り“宝物”の存在を再確認させられた本作。「わたしの宝物は何か?」という問いは、視聴者それぞれの胸にも響いたのではないだろうか?



フジテレビ系 ドラマ『わたしの宝物』 毎週木曜よる10時

ライター:小松加奈
ライター/編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー/レビュー/コラム記事などを手掛ける。

※記事内の情報は執筆時点の情報です