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これどうやって計算するか覚えてる?「2.2−6÷5」→正しく計算できる?

  • 2024.12.16
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最近は、自分で計算する機会が減ってしまったように感じませんか?

正確さを求められる計算は電卓や計算ソフトに任せる方が効率が良いですが、あまりにも計算から遠ざかっていると計算力が低下してしまいます。

今回の問題で、今の自分の計算力を試してみてください。

問題

次の計算をしてください。
2.2−6÷5

解答

正解は、「1」です。

あなたの出した答えと一致したでしょうか?

どうしてこのような答えになるのか、次の「ポイント」で確認してみましょう。

ポイント

今回の問題のポイントは、「小数の答えが出る割り算」です。

まず、この問題はどこから計算すればよいのか考えてみましょう。

2.2−6÷5

正解は、6÷5の割り算からです。これは、割り算は引き算よりも先に計算するというルールがあるためです。

6÷5を筆算で計算すると次のようになります。

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小数の答えが出る割り算の方法を確認しておきましょう。

数が割り切れたところで、割られる数の小数点の位置に合わせて答えにも小数点を付けます。この問題では6、つまり6.0が割られる数なので、これに合わせて答えに小数点を打ちます。

6÷5
=1.2

あとは、この1.2を2.2から引くだけですね。

2.2−1.2
=1

これで計算は終わりです。

【おまけ】 割り算をしないで答えを出す方法

この問題は、割り算をしないで答えを出すこともできます。

割り算は、割られる数/割る数という分数に変換できます。よって、6÷5は6/5になります。ここで、分子と分母に2を掛けて分母を10にします。

6/5
=(6×2)/(5×2)
=12/10

1/10=0.1なので、12/10はこの12倍である1.2になります。残りの計算は先ほどと同じです。

2.2−1.2
=1

割る数が5の場合は、このような方法で割り算を小数に変換するとスピーディーに計算できますよ。

まとめ

今回の問題、式を見てすぐ、割り算から計算する問題だと判断できたでしょうか。

小数点以下の答えが出る割り算の計算方法(割られる数の小数点の位置に答えの小数点を打つ)も、ぜひ覚えておきましょう。

他の問題にも挑戦して、いろいろな計算に触れてみてくださいね。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。