「何に見える？」あなたの“気にしすぎていること”がわかる心理テスト

私たちは知らず知らずのうちに特定の事柄を気にしすぎてしまうことがあります。自分の「気にしすぎていること」に気づけたら、今より少し自由になれるかもしれません。あなたの気にしすぎていることは何でしょうか？心理テストで探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.葉っぱ

2.唇

3.サーフボード

4.ラグビーボール

図形が葉っぱに見えた人が気にしすぎていることは、「周囲の評価」かもしれません。常に周囲の評価を気にするがあまり、無理して仕事を引き受けたり、自分の本音を隠してしまうことがあるのではないでしょうか。

このタイプの人は、自己肯定感が低く、他人基準でしか自分の価値を感じにくい人かもしれません。他人に良い評価をされているという実感が持てないと不安になってしまうのではないでしょうか。そのため、多少無理してでも他者によく思われようと行動しがちかもしれません。

周囲の評価を気にしすぎていると、人に合わせて無理をする場面が増え、体力的、精神的にもきつくなる瞬間があるのではないでしょうか。今のあなたに大切なのは、他人に評価される以上に、自分で自分を認めてあげることかもしれません。

図形が唇に見えた人が気にしすぎていることは、「他人の意見」かもしれません。常に親や友人、パートナーといった親しい他者の意見を気にするがあまり、自分の本心とは異なる行動や決定をしてしまうことが多いのではないでしょうか。

このタイプの人は、自分に自信がなく、一人で決断することが苦手な人かもしれません。ゆえに、何かを決めたり、選ぶ際は自分の意見があっても他人の意見を優先してしまうのでしょう。自分の判断で失敗することを人一倍恐れているのかもしれません。

他人の意見を気にしすぎていると、自分の本当の気持ちを見失ってしまうことがあります。一人で何かを決めたり、選んだりすることが不安な時に、周囲に相談するのは悪いことではありません。しかし、他人の意見はあくまで参考までにとどめられるとよいのではないでしょうか。

図形がサーフボードに見えた人が気にしすぎていることは、「自身の納得感」かもしれません。常に自身の納得感を気にするがあまり、周囲の声に耳を傾けられない場面が多いのではないでしょうか。

このタイプの人は職人気質で、こだわりが強い人かもしれません。ゆえに、他人になんと言われようと、自分が納得できなければ仕事を完了できなかったり、自信を持てなかったりするのではないでしょうか。

自身の納得感を気にしすぎていると、周囲と足並みが揃わなかったり、ストイックに自分を追い込みすぎて疲れてしまったりすることがあるかもしれません。時には、自己評価だけでなく、客観的な評価や、周囲の声にも関心を払えるとよいのではないでしょうか。

図形がラグビーボールに見えた人が気にしすぎていることは、「SNSの反応」かもしれません。不特定多数の人が利用するSNSの反応を気にするがあまり、常に無理して盛った自分を演出してしまっているのではないでしょうか。

このタイプの人は、承認欲求が強く、いつでも周囲の関心を集めていたい人かもしれません。ゆえに、本来の自分や実際の生活とかけ離れていても、SNS上では理想の自分を演じたり、インパクトの強い投稿などをして、注目を集めようとしてしまうのではないでしょうか。

SNSの反応を気にしすぎていると、忘れられるのが怖くなって投稿に追われたり、無理して理想の自分を演じて疲れてしまうことがあるかもしれません。SNSは立派なコミュニケーションツールですが、自分を追い詰めすぎない範囲で楽しむことが大切でしょう。

ライター：Koyuki
臨床心理士、公認心理師として、病院や学校で働いています。楽しく自分自身に目を向け、心が軽くなるような心理テストをお届けできればと思います！