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アメリカ人「月10万円で日本生活は可能?」→経験者たちの回答は一体…?!「やり方によるな」「コツを教えてあげよう」

  • 2024.12.25

 

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出典元:photoAC (※画像はイメージです)

日本での学生生活は、多くの留学生にとって特別な経験です。特に、日本ならではの食文化や快適な交通システム、多様な都市の魅力に触れることは、他では味わえないユニークな体験を提供しています。

一方で、日本での生活費については、多くの留学生が関心を持つテーマです。

東京や大阪のような大都市では、家賃や食費、雑費が高くなりがちですが、学生寮や学食、割引サービスを活用することでコストを抑えることも可能です。特に、月10万円の予算で生活を成り立たせることができるかどうかは、多くの留学生にとって重要な検討ポイントです。

そこで今回は、「月10万円で日本生活は可能か?」についての海外の方の反応を紹介します。

日本で学生として生活するのに月10万円で足りる?→先輩留学生たちのリアルなアドバイス集

日本で学生として生活するのに月10万円で足りる?

皆さんこんにちは!私は、2026年の夏(4月から8月までの5か月間)に日本で交換留学をしたいと考えています。ただ、予算の見積もりがつかず悩んでいます。私は比較的質素な生活をしており、現在通っている大学が提示している国際学生向けの生活費の約6割ほどで生活できています。

そこで質問なのですが、学生寮の料金学生向けの安い食事等を考慮したうえで、月約10万円で日本の交換留学生として生活をするというのは現実的だと思いますか?どの大学や都市になるかは未定なのですが、大阪や東京などの大都市になると仮定して、シミュレーションをしています。

なお、航空券代や日本国内の旅行費は別の予算を用意する予定なので、この10万円はあくまでも生活費家賃、食費、保険、雑費)のみを想定しています。

まだ留学までに時間があるので、今から貯金をして準備するつもりです!このスレの中で、日本で交換留学をした経験がある方がいたら、ぜひアドバイスをいただけると嬉しいです!

アメリカ合衆国の掲示板型ソーシャルニュースサイト「Reddit」にこのような相談が投稿されると、さまざまなコメントが寄せられました。

アメリカの方は、「月10万円で日本生活が可能か」についてどのように考えているのでしょうか?実際に寄せられたコメントをいくつか紹介します。

月11万以上は欲しいところ

大阪大学の教授です。一応我々も、月10万円あれば十分、という類の推奨してはいます。しかし、個人的にはそれでは厳しすぎる(恐らく時代遅れでもある)と思っています。少なくとも11万円もしくはそれ以上がより現実的だと考えています。まず、家賃は確実に5万円以下に抑えるべきです。こう言った意見に異論を唱える人は必ず出てきますが、それはあくまでもその人がそれだけの余裕があるというだけです。あまり気にしすぎないように。

現地の状況にある程度、精通している友人を先に見つけるのも一つの手だと感じます。頑張ってくださいね。

交通費という落とし穴にはご注意を!

東京周辺で学生をしていたとき、食費は月3万円ほどでやりくりすることができましたよ。もちろんもっと切り詰めることもできたでしょうが、それでは食事がとても味気なくなってしまいます。とはいえ、もうかれこれ4年前の話なので、物価高の状況を考えると、はたして実現可能かは分かりかねます。

一番大きな要因として考慮すべきなのは、やはり家賃、そして光熱費ですね。大学寮の場合は光熱費が家賃に含まれていることが多いですが、それ以外では光熱費ガス、水道、電気、インターネット)に月1万円ほどを見込んでおくのが安牌でしょう。また、交通費は住む場所と大学までの距離によって大きく変わるので、それも計算に入れておくことを忘れないように。

大都市以外なら十分生活可能!

大都市のことは分かりませんが、私が生活をしていた愛知県では月2.5万~3万円程あれば、比較的ちゃんとした食生活がすることができましたよ。
仮に大阪や東京でも同じくらいだと仮定すると、家賃が7万円を超えると予算ギリギリになってしまうでしょうね。
飢えに苦しむ、ということはないとは思いますが、安いインスタントラーメンが主食になる未来が見えます。

キャンパスから遠い寮は穴場

10年以上前に学生寮に住んでいたときのことです。そこの家賃光熱費込み)はなんと月11,000円ほどでした。単純に、キャンパスから寮がかなり遠い場所にあるからという理由だったのですが、それでもその安さには惹かれるものがありました。
学生用の通学定期券を使って、通学途中に面白い場所をいろいろ探索することもできたし、結果的にはとても良い思い出になりました。

ちなみに、キャンパスに近い寮はというと、だいたい先程の額の4~6倍くらいだったと記憶しています。月10万円でも難なく生活することができましたが、奨学金を申請しておくのも一つの手だと思います。

質素に生活する予定であっても、緊急時に備えて余裕を持つことが大切ですしね。

低家賃かつ無料インターネット!

はい、月10万円でも東京で生活することは可能ですよ。ただし、学生寮の家賃は月3万5千円以下、かつ無料インターネットが含まれていることが条件ではありますが(私が数年前に国立大学で住んでいた寮はそうでした)。
光熱費を抑え自炊を心がければ、6万円でも十分快適にやりくりすることができます。

約8万円で生活できました!

私は2022年に大阪市での留学を終えました。授業料を除き、月8万円程の予算で生活することができました。
ただ、首都圏の東京で同じことが可能かは分かりかねます。

もし、通う予定の大学と自分の母国の大学提携プログラムがある場合、何らかの奨学金を申請できる可能性がありますので、そちらもおススメですよ。(私の場合はそうではありませんでしたが、提携大学から来た人々は月8万円の奨学金を受け取っていました)。

やりくりの仕方が勝負のカギ!

今回は、アメリカからの留学生が月10万円で日本生活を送ることができるのか、について紹介をしました。

家賃食費光熱費といった基本的な生活費に対するさまざまな工夫や意見が見られましたね。

学生寮や学食を活用することで費用を抑える方法、大都市と地方都市の生活費の違いなど、現実的なアドバイスが多く寄せられましたね。それでも、予算内で生活するには食費を切り詰めたり、趣味や娯楽を控える必要があるという意見もありました。

異国の地で不安だらけな中、いろいろな工夫をしなければいけないというのはすごく大変なことですよね。

もし留学生が困っている様子を見かけたら、積極的に声をかけてあげてください。留学生との交流を通じて、日本の生活文化の魅力を再発見できる良い機会にもつながるかもしれませんよ。



出典:Reddit(https://www.reddit.com/r/JapanFinance/comments/1hdkifp/is_100k_yen_per_month_enough_to_live_as_a_student/