密室のエレベーターで会話を続ける客…なぜなのか、理由を聞くと…意外な心理が明らかに「怖く感じる」「決まりはない」

友人や知人とエレベーターに乗る際にそのままお喋りを続けることもあると思います。

ですが既に他の誰かが乗っていたり、後から乗り合わせてきたりした場合はそのままお喋りを続けるでしょうか？

差し障りのない内容ならそのまま続ける、声のボリュームを抑える、一時中断するなど、人によって考えは様々なようです。

そこで今回はエレベータで知らない人と乗り合わせた時に雑談を続けるかどうかアンケートを取りました。

エレベーターで…他の人がいたら会話を一時中断する？そのまま話し続ける？

企業秘密やセンシティブな話題ではなく、普通の雑談をしているシチュエーションでどう振る舞うかを聞いた結果がこちら！

集まった回答全300件のうち、会話を一時中断するが187票、そのまま話し続けるが113票と、中段する派の方がやや多いという結果になりました。

寄せられた意見を紹介します。

公共の場なので人に不愉快なことはしてはいけないと思います。話すにしても小さい声で話したりするべきだと思いますが、私は小さな空間で密集したりしているので話すのをやめます。
（20代女性・社員・大阪府）

狭い空間なので声が響く。うるさいと思われそうだし、個人的な話を聞かれたくないので中断する。
（30代女性・主婦・愛知県）

聞かれて問題ない話題だったとしても、知らない人に聞かれるのも聞かせるのも気まずいので、なんとなく話をやめてしまう。
（40代女性・会社員・宮城県）

知らない人に話を聞かれるのが嫌だし、知らない人も聞きたくもない会話を聞くのもしんどいだろうし、知らない人に対して失礼。
（40代男性・会社員）

自分の話が知らぬ人に筒抜けになっているのが怖い、それによって何か悪影響が起きる可能性を考慮すると話さないほうがいい。
（20代男性・学生・関西地方）

普通の雑談でも、生活の一部を聞かれているような気がして怖く感じる。
また関係はなくても知らずのうちに、何かしら自分と関係がある人間に会う可能性があると考えるため、話を一時中断する。
（20代女性・フリーター）

特にコロナ以降話さないようになりました。一緒の空間にいる人が不快な気持ちにならないよう最低限のマナーだと思います。降りてから話せばすむことです。
（30代女性・会社員）

感染症などの問題もあるので狭いエレベーター内での会話は控えるようにしています。以前明らかに嫌な顔をされ圧を感じたことがあったのでトラブル回避のためにもエレベーター内は基本的に無言です。
（50代男性・自営業・東北地方）

話を中断するという人の意見を見てみると、エレベーターは公共の場と考え、静かにするのがマナーという方が多くいました。また、話の内容にかかわらず、知らない人に聞かれているのが嫌という声や、プライベートを知られているようで怖いという声も。

他には、特にコロナ禍以降は狭い空間では喋らないようにしているという意見もありました。

その時の会話の内容によるのですが、聞かれても構わないような内容の場合は迷惑にならない程度の小声で話し続けると思います。
うるさくなければ話し続けても構わないんじゃないかなと思います。
（20代男性・会社員・東京都）

内容が無難で相手にとっても自分にとっても聞かれてまずくないならば、そのまま小声で話し続ける。
（40代女性・会社員・埼玉県）

エレベーターで人が乗ってきて会話を止めると、逆に乗ってきた人と気まずい空気になってしまうと感じるからです。
（10代女性・大学生・岡山県）

そこで会話をやめたら、相手に気を遣われたと思わせてしまいそうだから。その代わり、声のトーンは少し抑えると思う。うるさくない程度に。
（40代女性・パート・東北地方）

普通に続けます。エレベーターの中で人と喋っていても特に迷惑だと感じたことないので。
（50代男性・エンジニア・北海道）

普通の会話なら気にせず話し続けると思います。特に盛り上がっているときならなおさらやめないです。
（50代男性・会社員・四国地方）

一方で話し続けるという方の意見では、雑談程度なら問題ないと思うという声が多くありました。また、急に話すのをやめたら相手に気を遣わせてしまいそうという声も。

話を中断する派の意見では、静かにするのがマナーだと考える方が多くいました。内容に関わらず知らない人に話を聞かれるのに抵抗を感じる方も多いようです。

一方で話を続ける派も、雑談なら問題ないと考えつつも声のボリュームは落とすという意見が多くを占めていました。また、話を中断すると逆に相手が気まずい思いをするのではと違った方向からの配慮を見せる方もいます。

話を続けるにしろ続けないにしろ、狭い空間で乗り合わせた人たちが気持ちよく過ごせるように配慮する声が多いことが伺えますね。

※本記事は媒体独自に募集したアンケートを元に構成しています

・調査方法：インターネットサービスによる任意回答（記述式）
・調査期間：2024/12/22～2024/12/25
・調査対象：全国／18歳以上／性別不問
・有効回答数：300