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『上司にお酌』の文化、ぶっちゃけどう思う? 賛成派と反対派の回答が明らかに「話す機会になる」「面倒」

  • 2024.12.6
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出典:photoAC(写真はイメージです)

年末が近づくと話題になる忘年会。今年も多くの会社で開催されることでしょう。そんな中、忘年会の「お酌文化」については、SNSなどでたびたび議論されています。

上司に必ずお酌をしにいかなくてはいけない暗黙のルールが嫌だ」「役員にお酌するための列に並ぶのが馬鹿馬鹿しく感じる」といった声が弊社のアンケートでも多く寄せられました。

一方で、「礼儀として当然やるべきこと」「お酌からコミュニケーションが生まれる」という意見も見られます。

あなたは、忘年会で上司にお酌しにいかなくてはいけない文化をあったほうがいいと思いますか?それともなくしたほうがいいと思いますか?

そこで今回は、忘年会での「お酌文化」について調査しました。

忘年会で上司にお酌しにいかなくてはいけない文化はあったほうがいい?なくしてほしい?

全国の20歳以上の男女から寄せられた300件(有効票)のアンケート結果はこちらです!

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出典:TRILL調べ

忘年会で上司にお酌しにいかなくてはいけない文化は「あったほうがいい」が39票、「なくしてほしい」には261票が集まり、なくしてほしい派が大半という結果になりました。

寄せられた意見を紹介します。

あったほうがいい

上司や先輩とコミュニケーションをとる機会になるから

あまり接触のない上司と話す機会にもなるので、あった方がいいと思う。
実際に話すと意外な話が聞けたりと有益なことも多い。
(40代男性・会社員・長野県)
「くだらないし、時間の無駄だ」と思いつつも、お酌のおかげで話ができたり、仲良くなれたりもするので、できればこの文化は残した方が良い気がします。私もお酌のおかげで上司と深い会話ができるようになりました
(30代女性・会社員・大阪府)
前職場では、上司にお酌文化があり、当時は面倒だなと思っていましたが、そのような文化がないと上司と挨拶もせず、飲み会が終わってしまうこともあります。なので、強制とまではいかなくてもお酌文化があってもいいのではと思います。
(30代女性・契約社員・兵庫県)

礼儀として必要

礼儀として上司には気を使い気分よくしてもらうほうが良いと思うから。部下でも誰に対してもお酌しても良いと思う
(50代女性・会社員・北陸地方)
礼儀として上司には気を使い気分よくしてもらうほうが良いと思うから。部下でも誰に対してもお酌しても良いと思う
(40代男性・フリーランス・千葉県)
いちいちタイミングを見計らわなきゃならないし、気を遣って面倒だけど、仕事納めの挨拶をする良い機会になるし、礼儀としてあったほうが良いと思ったから。
(40代女性・会社員・東京都)

印象が良いから

マナー違反ではありませんが,主だったメンバーには一巡しておいた方が印象はよいかもしれませんね。
(20代男性・会社員・愛知県)
お酌をしたぐらいで気分がよくなるような上司ならばお酌をしないで気分を悪くなるよりもして気分を良くなってくれたほうがいいと思います。
(20代男性・会社員・東京都)

その他

文化として考えるとちょっと違うのかなと思いますが、上の人には媚びていたほうが今後のためですので、推奨したいと思います。
(40代男性・会社員・北陸地方)
お酌しなくなったら上司が自分のペースで飲んで忘年会が長引くし、みんなで飲ませてどんどんお酌して上司を早く酔い潰した方が忘年会が早く終わるので、あってもいいのかなと思います。
(30代男性・会社員・京都府)

あったほうががいい派には、「上司や先輩とコミュニケーションをとる機会になるから」「礼儀として必要」「印象が良いから」などの回答が多くありました。

その他に、「やりたいならすればいい」「参加しているアピールになる」などの意見もありました。

なくしてほしい

面倒くさい

必要なし。飲み会は無礼講が基本。自分も役職がついて毎度お酌にこられても面倒で仕方ない。そんなこと気にしないで楽しむことが大事
(40代男性・エンジニア・埼玉県)
変にタイミングなどをきづかうのがめんどうだし、意外とかってに飲みたい上司もいるので
(30代女性・会社員・東京都)
面倒くさいし、気を遣わなければならないし、よってからまれていいことなんて一つもないと思うから。
(40代女性・パート・大阪府)

時代錯誤な文化

今この令和の時代に考え方が古く、ハラスメントになりかねない。かつ若い世代が楽しめないと感じたため。
(30代男性・会社員・大阪府)
自然な流れでお酌をするのは構いませんが、わざわざお酌しにいくような行為は時代錯誤かなと思います。
(30代女性・自営業・東京都)
新人の時に、イヤイヤながらお酌して回りました。自分のペースで飲めるし、自分のお酒ぐらい自分でついだらいいと思います。今の時代、我慢してやる必要はないと思います。
(60代女性・主婦・関西地方)

楽しめないから

上司を敬うルールが多く、飲み会を心の底から楽しめないので、最低限のルールを守るからお酌の文化を無くして欲しい。
(20代男性・会社員・四国地方)
女性がいつもやることになるし、どこから回るだの考えなくてはならず、ゆっくりご飯を食べられないし楽しめなくなるので。
(30代女性・主婦・東海地方)

したい人がすればいい

上司部下にかかわらず、したい人がしたい人にすればいいとおもう。される側もお酒が得意じゃない人もいるし、苦手な相手もいるだろうし。最初の乾杯だけで充分。
(30代女性・パート・関東地方)
お酌しにいくか、いかないかは個人の判断で良いと思う。上司のほうも、次から次にお客にくるとゆっくり話したりできないと思うので、自由で良いと思う。
(40代男性・自由業・山口県)

なくしてほしい派の回答では、「面倒臭い」「」楽しめない」「したい人がすればいい」と考える方がほとんどでした。

他にも「お酌文化は時代錯誤」「パワハラに感じる」という意見も多くありました。

あなたは忘年会での「お酌文化」をどう思いますか?

忘年会で上司にお酌しにいかなくてはいけない文化についてのアンケート結果によると、あったほうがいい派では「上司や先輩とコミュニケーションをとる機会になるから」礼儀として必要「印象が良いから」などの意見がほとんどでした。

一方、なくしてほしい派では、「面倒くさい」「楽しめないから」「したい人がすればいい」と考えが大半でした。他には「そもそも時代錯誤」「パワハラを感じる」など厳しい意見も見られました。

忘年会は年末の一区切りとしてお互いをねぎらい楽しく過ごす場です。全員が無理せず参加できる雰囲気作りが大切かもしれませんね。みなさんは、この「お酌文化」をどう感じますか?



※本記事は媒体独自に募集したアンケートを元に構成しています

・調査方法:インターネットサービスによる任意回答(記述式)
・調査期間:2024/11/29~2024/12/3
・調査対象:全国/20歳以上/性別不問
・有効回答数:300

※お酒は20歳になってから


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