勇気を出すことで、何かが大きく変わるということが人生にはあります。それほど勇気を出すということは、インパクトのあることです。でも勇気の出しどころを間違うと、思ったような効果が得られなくなってしまうかもしれません。では、あなたは、自分がどういうところで勇気を出せばいいと思いますか?あなたが“勇気を出すべきこと”を探ってみましょう。
図形が何に見えますか?直感でお答えください。
1.花
2.ほうき
3.懐中電灯
4.ハケ
1.花に見えた人は「自分の力を試すこと」
図形が花に見えた人は、自分の力を試すことに勇気を出すべきかもしれません。あなたは自分の力を伸ばすために努力をしているのですが、それを試すとなると、一気に腰が引けてきてしまうようです。実際に試すとなると、うまくいかないのではないか、力が及ばないのではないかなど不安要素が一気に出てきてしまうのではないでしょうか。
このタイプの人は、気が小さくビビリな人ではないでしょうか。力試しは、リスクも伴いますし、先が見えないものでもあります。自分の実力がどれほどのものなのか、知ることが怖いという気持ちも湧いてしまうでしょう。ただ、力を試さないと、自分の立ち位置もわからず、これからの成長も見込めなくなってしまうかもしれません。
あなたは努力はしっかりとできる人ですし、何より自己評価が厳しく、あまり高く評価できていないようです。つまり、自分の力を試す勇気さえ持てれば、あなたはもっと能力を活かして活躍することができるのではないでしょうか。怖くて腰が引けてしまうかもしれませんが、チャンスだと思って思い切って力を試してみるといいでしょう。
2.ほうきに見えた人は「人と関わること」
図形がほうきに見えた人は、人と関わることに勇気を出すべきかもしれません。あなたは引っ込み思案で、人との関わりを避けてしまいやすいところがあるのではないでしょうか。さりげなく話をすればいいと自分で思いつつも、なんとなく目を合わせないようにして、関わりを避けてしまいがちなようです。
このタイプの人は、思慮深く悩みやすい人ではないでしょうか。人と関わるときに、あれこれ考え過ぎてしまう傾向がありそうです。今話しかけられたら迷惑ではないか、話が盛り上がらないのではないか、誰なのかわからないのではないか、そんなことを考えているうちに関わることが面倒くさく感じられてきてしまうようです。
あなたは本当は人と関わりたいのではないでしょうか。もっと気楽に声をかけて、楽しくおしゃべりがしたいと思っているはずです。でもうまくできない自分が嫌だったりするでしょう。ここは勇気を出して、思い切って一歩踏み出してみるといいかもしれません。経験を積むことで、ハードルはどんどん下がっていきます。
3.懐中電灯に見えた人は「周りに頼ること」
図形が懐中電灯に見えた人は、周りに頼ることに勇気を出すべきかもしれません。あなたはなんでも自分ひとりの力で頑張ろうとしてしまいがちなのではないでしょうか。周りに頼った方がいいと思いつつも、お願いする勇気が出ず、結局ひとりでなんとか頑張ろうとしてしまうところがあるようです。
このタイプの人は、自立心が強く甘え下手な人ではないでしょうか。責任感は強く頼られることは好きなのですが、逆に自分が頼るとなると、どうしたらいいかわからなくなってしまいそうです。頼った経験が圧倒的に少なく、どうやって頼めばいいのか、相手は迷惑に思わないか、など躊躇する考えばかり浮かんできてしまうのでしょう。
あなたも本当は周りに頼れるところは頼りたいはずです。ひとりでできることは限界がありますし、誰かに頼った方が何倍もスムーズに進むことだって多々あります。経験を積まない限り、いつまで経っても頼ることができないままになりますので、ここは勇気を出して周りに頼るということをしていくことが必要でしょう。
4.ハケに見えた人は「嫌なことから逃げないこと」
図形がハケに見えた人は、嫌なことから逃げないことに勇気を出すべきかもしれません。あなたは嫌なことがあると、すぐ逃げようとする癖がついてしまっているのではないでしょうか。嫌なことから逃げることが必要な場面もありますが、そればかりでは逃げるだけの人生になってしまいます。
このタイプの人は、繊細で傷つきやすい人ではないでしょうか。また自分を守りたい気持ちが強く、どうしても嫌なことからは逃げるという方法をとってしまいがちかもしれません。嫌なことに立ち向かえるだけの力が自分にあるとは思えていないのではないでしょうか。きっと立ち向かった経験がないからこそ、自分では無理だと思ってしまっているのでしょう。
あなたも逃げるばかりは嫌なのではないでしょうか。自分のことを好きになれなかったり、心の奥底で自責の念が強まっていたりするかもしれません。だからこそ、勇気を出して逃げるのではなく、立ち向かうということが必要そうです。一度立ち向かうことができたら、きっと自分のことを少し好きになれるのではないでしょうか。
ライター:aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか?自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。