キャパが大きい人は、たくさんのタスクを抱えていても、順序よくこなしていけるため、それほど動揺したり感情的になったりすることがありません。逆にキャパの小さい人は、目の前のことでいっぱいいっぱいになりやすく、突発的なことが起こるとすぐにカッとなったり動揺したりしてしまいがちでしょう。
あなたはキャパの大きい人でしょうか? 小さい人でしょうか? 心理テストで探ってみましょう。
図形が何に見えますか? 直感でお答えください。
1.マスキングテープ
2.数字の「9」
3.メジャー
4.吹き戻し
1.マスキングテープに見えた人は「ややキャパの大きい人」
図形がマスキングテープに見えた人は、「ややキャパの大きい人」かもしれません。あなたはタスクが多くても、順序立てて効率よく終わらせていくことができる人ではないでしょうか。たくさんのタスクを抱えている時に、さらにタスクが乗っかってきた時には、少し動揺したり感情的になったりはしますが、すぐに落ち着いて段取りをすることができるようです。
このタイプの人は、テキパキしており段取り力に長けた人でしょう。口では「忙しいのに」「なんで私ばっかり」など文句を言いつつも、とても手際よくタスクをこなすことができそうです。おそらく周りの人よりもたくさんのタスクを、短い時間でこなすことができる人なのではないでしょうか。
気持ちの切り替えが早いところが、あなたの良いところかもしれません。あたふたした気持ちになってしまっても、すぐ頭の中で残った時間と自分の余力を加味し、うまくできるか検討しているはずです。一人で何人分かの仕事を、文句を言いながらもこなしてしまうエネルギッシュな人でしょう。
2.数字の「9」に見えた人は「ややキャパの小さい人」
図形が数字の「9」に見えた人は、「ややキャパの小さい人」かもしれません。あなたはタスクが少しでも多くなると、動揺してしまい、あたふたとしがちではないでしょうか。普段やっていることに、何かが追加されてくると、途端に「自分にこなすことができるのか」不安になってきてしまいそうです。
このタイプの人は、誠実で丁寧な人でしょう。ひとつひとつのことをきちんとこなしたい気持ちが強く、適当に素早くやっていくということは苦手かもしれません。そのため、ある程度の余裕がないと、すぐにいっぱいいっぱいになってしまうのではないでしょうか。雑になってしまうのは、どうしても許せないかもしれません。
タスク量が増えて、最初のうちは余裕がなくあたふたしていますが、慣れてくるとそのタスク量をスムーズにこなすこともできるようになりそうです。少しずつキャパを大きくしていくこともできる人でしょう。ただ、慣れるのには時間がかかりますし、やはり丁寧にできないことを嫌いますので、一定以上のタスクは背負えないのではないでしょうか。
3.メジャーに見えた人は「キャパの小さい人」
図形がメジャーに見えた人は、「キャパの小さい人」かもしれません。あなたは目の前のことだけでいっぱいいっぱいになってしまいやすいところがあるのではないでしょうか。何かひとつのことに取り組んでいるときに、横から別のことを頼まれると、カッとなって怒ってしまったり、動揺して焦ってしまったりしがちかもしれません。
このタイプの人は、熱中しやすく生真面目な人でしょう。ひとつのことに没頭してしまいやすく、そういう時は周りに目を向けることができなくなりそうです。いくつかのことを同時にこなすのは苦手で、ひとつ終わらせたら次というようにやっていかないと、気持ちが落ち着かなくなってしまうのではないでしょうか。
先を見越して動かないため、どうしても後で苦しくなることはありそうです。時間がないのに、まだタスクが山積みで余計に気持ちが焦ってしまうということもあるかもしれません。難しいと思う時は、周りに頼ってしまうことも必要でしょう。責任感からひとりで抱え込んでしまうと、もっと大変な事態になってしまうかもしれません。
4.吹き戻しに見えた人は「キャパの大きい人」
図形が吹き戻しに見えた人は、「キャパの大きい人」かもしれません。どんな状況でも落ち着いていて、どれだけタスクが増えてしまっても動揺することなく、段取りよくこなしていくことができる人ではないでしょうか。普通の人の何倍も仕事ができますし、たくさん仕事を抱えていても、動揺せずやりこなしていける人でしょう。
このタイプの人は、冷静で落ち着いた人でしょう。動揺したりすることが少なく、いつも頭を回転させて、段取りや自分のキャパの余裕などを計算しているようです。元々のキャパが大きいこともあって、かなりたくさんのタスクを抱えていても、まだ抱える余裕があったりするのではないでしょうか。
キャパの大きさゆえ、どうしても周りから仕事をどんどん任されてしまう傾向はありそうです。しかも、あなたはそれを苦しい顔ひとつせずこなしてしまうため、みんながあなたに甘えてしまうのではないでしょうか。ただ、自分のキャパをよく知っている人ですので、キャパオーバーになる程抱えてしまうことはなく、できないときは「できない」と断ることもできそうです。
ライター:aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか?自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。