「何に見える？」あなたは“自己顕示欲の強い人か”がわかる心理テスト

2025.1.2

自分をもっと見てほしい、自分を高く評価してほしい、そういう気持ちが強い人のことを自己顕示欲の強い人と言います。承認欲求とは違い、自分に自信があり、その自分を見て！という積極的で前向きな気持ちの塊です。ただ知らず知らずのうちに、対人関係に摩擦を起こしやすく、トラブルが増えがちです。あなたは“自己顕示欲の強い人か”探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.骨付き肉

2.アイマスク

3.紐に通したビーズ

4.きりたんぽ

1.骨付き肉に見えた人は「自己顕示欲の強い人」

図形が骨付き肉に見えた人は、自己顕示欲の強い人かもしれません。あなたは自分に自信があり、堂々とした振る舞いができる人なのではないでしょうか。自分を見てほしい気持ちも強いですし、自分を過信して周りを頼ろうとしないところもあるでしょう。他人を褒めることが嫌だったり、他人より優秀でありたいという気持ちが強いかもしれません。

このタイプの人は、自信家で高いプライドを持っていそうです。自分の優れた部分をよく知っており、それゆえ自分には特別感があると感じがちなのではないでしょうか。みんなと同じが嫌で、自分は少し違うということをアピールしたくなる気持ちが強いようです。それゆえ、他人のアドバイスなども聞きたがりませんし、常に自分が一番上でありたいのではないでしょうか。

そのため、あなたに対して反発心を露わにする人が結構いるかもしれません。普通に会話をしていたつもりが、険悪な雰囲気になってしまったということもあるでしょう。それでなくても目立ちやすい存在ではありますので、少し控えめにしているくらいでちょうどいいくらいなのかもしれません。能ある鷹は爪を隠す、その姿勢が良さそうです。

2.アイマスクに見えた人は「自己顕示欲の強くない人」

図形がアイマスクに見えた人は、自己顕示欲の強くない人かもしれません。あなたは自分に自信があるわけではなく、どちらかというと控え目で、周りの人を立てながら生きている人ではないでしょうか。自分に自信がないため、ちゃんと他人に頼りますし、仲良くやっていこうという気持ちが強そうです。

このタイプの人は、控え目で遠慮がちな性格をしていそうです。あなた自身高い能力を持っていたとしても、それをひけらかしたりしませんし、むしろ隠そうとすらするのではないでしょうか。周りの人を引き立てていこうとする力が強いようです。自分が目立つ存在になってしまうこと自体に抵抗感もあるのかもしれません。

自己顕示欲の強い人を前にしても、反発せず、相手を立てて気分良く過ごしてもらうことに力を注ごうとするでしょう。たとえあなたの方ができる部分があったとしても、黙ってついていくところがありそうです。自分を抑えることが常になっているでしょうし、積極的に自分をアピールする必要性は感じていないのでしょう。

3.紐に通したビーズに見えた人は「あまり自己顕示欲の強くない人」

図形が紐に通したビーズに見えた人は、あまり自己顕示欲の強くない人かもしれません。あなたは誰に対しても対等ですし、自分は特別だというような気持ちも持っていないのではないでしょうか。どこにでもいる普通の人であり、みんなもそうだという認識をしているようです。

このタイプの人は、飾り気がなく自然体な性格をしていそうです。人前に出るのに自分を大きく見せようとはしませんし、いいところもダメなところも、特に抵抗感なく他人に見せることができそうです。あなたを前にすると、虚勢を張ることがバカバカしく思えてしまうのではないでしょうか。

いつもフラットですので、自分を抑えすぎることもなく、出過ぎることもない、バランスの良さがあるでしょう。自己顕示欲の強い人からマウントを取られても、笑顔で聞き流す器の大きさもありそうです。それで苛立ったりすることもありませんし、負けたくないとさらにマウントを取ることもしないでしょう。

4.きりたんぽに見えた人は「やや自己顕示欲の強い人」

図形がきりたんぽに見えた人は、やや自己顕示欲の強い人かもしれません。あなたはおそらく、自分で自己顕示欲が強くならないように気をつけている人なのではないでしょうか。自慢話をしないように心がけているでしょうし、他人のことも積極的に褒めようと意識しているかもしれません。

このタイプの人は、礼儀正しく節度ある性格をしていそうです。感情で動くよりも頭で考えて動くことが多いのではないでしょうか。そのため、自己顕示欲が強くなってしまうことで、周りとトラブルになったり嫌われてしまったりするリスクがあることを理解しており、そうならないように振る舞っているのかもしれません。

そのため、周りからは自己顕示欲が強い人だとは思われていないはずです。ただ、自己顕示欲が強い人を前にすると、どうしても苛立ってしまったり、苦手感を感じてしまったりしがちかもしれません。負けたくない気持ちを刺激されることが不快なのでしょう。うまく受け流せるようになると、あなた自身が、今よりもずっと楽かもしれません。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。