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『おむすび』平祐奈、初朝ドラに「半信半疑」も「関西ことばを役で喋れる」と喜び

  • 2024.11.27
連続テレビ小説『おむすび』に出演する平祐奈 (C)NHK width=
連続テレビ小説『おむすび』に出演する平祐奈 (C)NHK

連続テレビ小説『おむすび』(NHK総合/毎週月~土曜8時ほか)より、神戸栄養専門学校での結の同級生・湯上佳純役を演じる平祐奈のコメントが到着。兵庫県出身の平が、関西ことばを役で話せる喜びや役柄の魅力、今回の出演を通して食への意識が高くなったことなどを語っている。

【写真】連続テレビ小説『おむすび』に出演する平祐奈

『おむすび』は、平成元年生まれのヒロイン・米田結が“ギャル文化”と出会い、どんなときでも自分らしさを大切にする“ギャル魂”を胸に、やがて栄養士となって人の心と未来を結んでいく“平成青春グラフィティ”。

阪神・淡路大震災を幼い頃に経験し、神戸から福岡・糸島へと移住した米田結(橋本環奈)。糸島で青春時代をすごした結は、高校卒業と同時に、「栄養士になる」という新たな夢と共に、かつて暮らしていた神戸の街へ両親と一緒に再び戻る。神戸に戻った結は、栄養士を養成する専門学校に入学。そこには、価値観の全く異なる、個性あふれる“同級生”や、学生たちを温かく見守る“恩師”との出会いが。さらに神戸の街では、結や姉・歩にとって懐かしい“旧友たち”との再会もあった…。

平が演じる湯上佳純は、神戸栄養専門学校での結の同級生。開業医の娘で生粋の“お嬢さま”である佳純は、入学時から「栄養で世界を救う」という高い理想を持つ。普段はものごし柔らかだが、一度火がつくと止まらない性格の持ち主だ。

平は、本作への出演が決まった当時を振り返り「最初に聞いてから、撮影に入るまでの期間が長かったので、スケジュールや台本をもらうまでは、『私、本当に朝ドラに出られるのかな?』『撮影に入るまでに、私じゃない人になっちゃうんじゃないか…』とか、信じられずに半信半疑でした。準備稿をいただいてから、やっと実感がわいてきて、『あ、本当に出られるんだ』と思いました(笑)」と述懐。

今回の役柄について「最初は、『主人公の専門学校の同級生役』という感じで、どんな役柄かを明確に聞いていませんでした。実際に台本を読んでみると、佳純は神戸のお嬢さん。バリバリの関西ことばを喋る人で、一度決めたら曲げないめちゃくちゃ芯の強い女の子という印象を受けました。私は、佳澄と同郷なので、『関西ことばを役で喋れる、しかも朝ドラで!』と喜びました。朝ドラは、東京制作と大阪制作がありますが、私は兵庫県出身なので、朝ドラに出るときは関西制作の朝ドラに出演したいなという気持ちもあったんです。ここで初めて携われることは、すごく嬉しかったです」と、念願が叶ったことへのうれしさをにじませた。

演じる湯上佳純については「佳純は、自分の家が代々医者の家系で、末っ子でもあるので、結構甘やかされて育っているけど、ちゃんと自分のやりたいこととか、意志がはっきりしています。お父さんに反対されても、ちゃんと反論したりして、自分の目標とか夢とかをちゃんと人に言える子なので、格好いいなと思います。一度決めたら、そこに向かって行動を起こすとか、内に秘めている強い部分みたいなのは、共感できるところがありました。演じていて難しく感じたところも、あまりなかったと思います」と説明。そして「佳純も、本当に見た目は違うけど、マインドはギャルで頑張っていると思っています。自分が周りからどう見られようとちゃんと闘う子で、それが佳純の良さだと思うし、その意志の強さがギャルマインドなのかなと思います」と魅力をアピールした。

栄養士・食がテーマとなっている本作。平は「栄養士・管理栄養士さんは、祖母などが入院したときに出してくれていたお食事も全部計算して管理してくれているとか、スポーツをしている人の栄養管理をしてくれているとか、その人の体形・体質にあった食事を管理してくれている人という印象でした。食べることはもともと好きで、食や栄養に関しても、結構気になる方ではありました」とコメント。

続けて「『おむすび』に出演してから、『これは、たんぱく質だな』とか、『ちょっと糖質が多いかな』とか、ごはんを食べるときに、やはり気にするようにはなりましたね。あと、1日のとっていい摂取カロリーを考えて、『これはちょっと多いかも…』とか思ったり、自分の親にも『これ、あまり食べないほうがいいよ』とか言うようになりました。食に対する意識は、高くなっているかもしれません」と、自身の変化を明かした。

役作りでは友人の意見も参考にしたそうで、「今回、管理栄養士を目指す役なので、佳純と同じように管理栄養士の学校に通っている友達に、『学校でどういうことしているの?』と、(撮影前に)聞いたりしていました。佳純自身が不器用で調理実習のシーンでは包丁も握ったこともない子だったので、友人の話を直接お芝居に活かすことは、あまりできませんでした(笑)。それでも、『あ、これ(友達が)言っていたな』と思うことはありました」と振り返った。

そして最後は「栄養専門学校編は、また個性豊かでパワフルなメンバーが集まっています。ハギャレンとはまた違ったグループになっていて、みんなが同じように、それぞれのギャルマインドを持っているんです。『おむすび』に出てくる登場人物みんながそうですけれど、何事にも“強い気持ち”って大事なんだなと思わせてくれます。皆さんにも、誰かしらに共感してもらいながら、会話劇を楽しんでいただけたらなと思います」と、視聴者に呼びかけて締めくくった。

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