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趣里“亮子”が昭和の名曲を熱唱し、視聴者から「さすが」の声<モンスター>

  • 2024.11.27
昭和時代の名曲「つぐない」を歌う亮子(趣里) (C)カンテレ
昭和時代の名曲「つぐない」を歌う亮子(趣里) (C)カンテレ

【写真】「しっかり~」と杉浦(ジェシー)を応援する亮子(趣里)

趣里が主演を務める「モンスター」(毎週月曜夜10:00-10:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)。11月25日に放送の第7話で、亮子(趣里)がカラオケを披露する場面に反響があった。(以下、ネタバレを含みます)

異色のリーガル・エンターテインメント

本作は、“常識”にとらわれず、“感情を排除”して相手と向き合う得体のしれないモンスター弁護士・神波亮子(趣里)が主人公。時に法が追いついていない令和ならではのさまざまな問題と向き合い、まるでゲームのように法廷闘争に立ち向かう、異色のリーガル・エンターテインメントだ。

物事の本質を見抜き、独自の解釈のもと裁判を掻き回す型破りな“モンスター”だからこそ、人間が訳もなく悪意に満ちてしまう、“モンスター”になる瞬間を見逃さず、冷静に事件を解決に導き、周囲の価値観を覆しながら影響を与えていく。

亮子に振り回されることになる東大法学部卒の若手弁護士・杉浦義弘をジェシー(SixTONES)、失踪中の亮子の父・粒来春明を古田新太、亮子と杉浦が所属する法律事務所の所長・大草圭子をYOUが演じる。

亮子がスナックで熱唱!

人気ドラマの聖地となった公園で、ドラマプロデューサーのトークショー開催時に起きた感電事故。事故にあったまんじゅう店の従業員・前園里佳子(堀未央奈)は、役所の観光課、テレビ局の事業部、過重労働を強いたまんじゅう店店主に損害賠償請求をしたいと杉浦を指名し、亮子はサポートすることに。

そんな中、公園があるまちのスナックにドラマファンを装って訪れた亮子が、カラオケで昭和歌謡のトップスターの1人、テレサ・テンさんの名曲「つぐない」を歌う場面があった。

他の客を前に堂々と歌い上げ、拍手喝采に応える仕草までした亮子。演じる趣里は、2023年10月から2024年3月まで放送された連続テレビ小説「ブギウギ」(NHK総合)で、“ブギの女王”と称されて歌とダンスで多くの人を魅了した笠木シヅ子さんをモデルにした主人公・福来スズ子で好評を博したばかり。本ドラマの第2話でアイドルのダンスを完コピするシーンでも話題になったが、この歌唱シーンも「スズ子再来」「急に福来スズ子が現れた」「上手い!さすが福来スズ子(違う)」と歓喜に沸いた。

亮子と粒来の思いがけないシンクロ

亮子のスナックのシーンは今回の案件の鍵となったとともに、長年の失踪から姿をようやく現した父・粒来とのつながりもあった。

なぜか突如、圭子の事務所に再びやって来た粒来が帰り道で口ずさんでいたのが、亮子が歌った「つぐない」だった。

現われたときに、ランチの注文をする亮子と同時に「エビチリ定食」と発した粒来。親だから子の好きなものを知っているのか、子が親の姿を見て育ったからか、似たもの親子だからか。この“シンクロ”はただの偶然か、何か意味することがあるのだろうか。

圭子から親子対決となった裁判の後に亮子が泣いたことを聞くと、「大人になっても泣くんだ。亮子めったに泣かないんだけど。俺にゲームで負けたときだけ泣くんだよね、昔から」と懐かしみながら笑った。だが、失踪中に何をしていたのかの問いには、真剣な顔つきになって「まだ終わってない」と答えた。「危ないことやってそう」という圭子の危惧には、口をつぐんだ。

亮子の指示で尾行していた尊(中川翼)にすぐ気づいたのは、日ごろから警戒しているからかもしれない。物語の謎の部分である粒来に関することも少しずつ動き出して目が離せない。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

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