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都会から離れて得る“豊かさ”の正体 大自然の恵みに触れて自給自足で生きる家族を追う「自給自足ファミリー2024秋」

  • 2024.11.27
大自然の恵みに触れて自給自足で生きる家族を追う「自給自足ファミリー2024秋」 (C)BSテレ東
大自然の恵みに触れて自給自足で生きる家族を追う「自給自足ファミリー2024秋」 (C)BSテレ東

【写真】石丸謙二郎も驚く自給自足生活の豊かさ

BSテレ東は、11月27日夜7時より「自給自足ファミリー2024秋~秘境で発見!仰天生活…大自然と生きる家族物語~」を放送。“究極の田舎暮らし”ともいえる自給自足生活をしている家族を訪ね、その驚くべき生活を覗いていく。大自然のなかでグルメ生活を堪能する家族、地球環境を守るべく共同生活を続けるペア、古民家リフォームを楽しむ性格真逆な夫婦など、同番組が捉えた家族の暮らしぶりに注目する。

田舎暮らしと侮れないグルメを楽しむ一家

番組スタッフが最初に訪ねたのは、5歳の娘さんがいる佐々木家。岩手県盛岡市の山奥で、羊とともに暮らす一家だ。東日本大震災を機に食の安全に目覚めた佐々木家は、自分たちで食べる分は自分たちで作ろう…という決意で脱サラ。「お金がかからなくて、何にも縛られない。そういう生き方がしたくて…」と語る大黒柱・瞬さんは、古い家を自らリフォームして現在の家を作り上げた。

自家栽培しているトマトやゴーヤをそのまま口にするなど、自給自足の良さを堪能している佐々木さん一家。野菜を育てている畑には雑草が生い茂り、良く見る整備された畑とはかなり見た目が異なる。しかしそこには、食にこだわる佐々木さんなりのこだわりと理論があるという。

大自然のなかでもまったく不自由さを感じない佐々木さん一家。飼っている羊から採った羊毛を作ったり、駆除された鹿を猟師さんからもらってイチから解体したりもお手の物だ。「食べるために生きてるんだもんね」妻・知美さんの言葉どおり、その食卓には“山奥の田舎暮らし”という言葉には似つかわしくないほど彩り豊かなメニューが並ぶ。

性格が真逆だからこそぴったりはまる2人

岡山県高梁市の山奥に暮らす櫻井美和さん、松本拓也さんペアのもとに向かったのは、俳優・石丸謙二郎。2人のお宅に到着すると、まず飼っている犬や鶏といった動物の多さに驚く。

「もらい受けてるうちにこんなになっちゃった」と語るのは、櫻井さん。2人が暮らすのは築100年を超える古民家で、工夫をこらした装飾によっておしゃれなカフェ風になっている。アナベルやスモークツリーなどを天井に吊るした縁側などは、石丸も「おしゃれだ…」と感心しきり。

テンポの速い櫻井さんと、マイペースでじっくり取り組む松本さん。荒れ放題だった古民家をリフォームする際のエピソードや、自然のなかでも不自由なく暮らすためのさまざまな知恵を紹介していく。さらに性格が真逆な2人の馴れ初めを石丸が掘り下げると、ちぐはぐなようでいてピッタリはまっている生活が明らかに。

自家焙煎珈琲や飼っている鶏から採れた卵で作る自家製プリンなど、石丸も思わず「豊かだねぇ~!」とうなる暮らしぶりだ。

不思議なパートナーたちが堪能する“不自由な楽しさ”

「自分たちで育てている野菜を穫った瞬間食べるのが、一番贅沢で…」と語るのは、高知県四万十町で暮らす後藤志果さんと加賀利航平さん。畑ではオクラやナスなど20種類以上の野菜を育てているという。

実は後藤さんと加賀利さんは、夫婦でも恋人でもないのだとか。スタッフが尋ねてみても、第一声は「一緒に…むずっ」と2人とも困惑するばかり。しばらく考えて「同じ志というか、夢を持ちながら一緒に活動してる仲間…」といった答えが返ってくるなど、不思議な関係性の2人なのだ。

地域の方からの応援もあり、自給自足を満喫する2人。加賀利さんが自分で図面を書いたロケットストーブを作る最中も、少しの失敗すら楽しんで「大体こういう感じですね、物づくりって。一歩進んで二歩さがる」と笑う。コスパやタイパといったものを重視する都会の生き方とは違い、少しの不自由をも楽しむ生活にフィーチャーしていく。

三者三様の自給自足暮らし。それぞれが持つ物の見方や生活は少しずつ違うが、共通するのは“精神の豊かさ”だ。都会からあえて離れ、自然のなかで生きる彼らの姿を映した「自給自足ファミリー2024秋~秘境で発見!仰天生活…大自然と生きる家族物語~」は11月27日夜7時より放送となる。

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