10月9日放送の『あさイチ』は、りんごスペシャル!保存法や高級りんごの紹介など、りんごに詳しくなれる情報が詰まっていました。もちろん、紹介されたレシピもりんご尽くめ。中でも気になったのが「リンゴグラタン」です。グラタンの具にいちょう切りのりんごをたっぷりと入れた一品でしたが…ホワイトソースに合うの?グラタンにしたら、どんな食感になるの?と興味津々。りんごの酸味でさっぱりとした味わいになるそうなので、いざ挑戦!
りんごをたっぷりとイン!「リンゴグラタン」を作ってみた!
りんごはお好みの品種のものをご用意くださいね。今回は、やや酸味があり甘味も強めのジョナゴールドで作ってみます。
【材料】(4人分)
りんご…1個
玉ねぎ…1個
薄切りベーコン…50g ※今回、ハーフサイズの薄切りベーコンを6枚使用
有塩バター…大さじ1
薄力粉…大さじ1
牛乳…200ml
ピザ用チーズ…100g
コンソメ(顆粒)…小さじ1
塩・こしょう…各少々
オーブンは、200℃に予熱しておきましょう。
1. りんごはよく洗ってから皮付きのまま、いちょう切りにします。玉ねぎは半分に切って薄切りに、ベーコンは2cm幅に切ります。
りんご1個をグラタンの具にするのがポイントです。りんごは8等分のくし切りにしてから、1cm厚さ程度にスライスしました
2. フライパンにバターを入れて、中火で熱します。玉ねぎがしんなりとするまで炒めたら、ベーコンとりんごを加え、玉ねぎが透き通るまで炒めます。
玉ねぎを3分ほど炒めるとしんなりとしたので、ベーコンとりんごを加え、さらに3分ほど炒めました。
直径20cmのフライパンで炒めたら、具で満杯!大きめのフライパンで炒めてくださいね。
3. 薄力粉を振り入れて、粉っぽさがなくなるまで全体に絡めます。
今回は焦げ付かないよう、一旦火を止めてから、薄力粉を振り入れました。
粉っぽさがなくなるまでしっかりと混ぜてから、中火に点火。1分ほど炒めました。
4. 牛乳を数回に分けて加え、ダマにならないよう、都度よく混ぜます。
牛乳を一度に加えるとダマになるので、少しずつ加えながら、都度かき混ぜるのがポイントです。牛乳はそれほど多くないので、すぐにとろみが付きました。
5. 沸騰してきたら、コンソメとチーズを加えます。とろみが付くまで混ぜ、塩とこしょうで味を調えます。
3分ほど加熱するとソースがふつふつとしたので、コンソメとたっぷりのチーズを加え、チーズをしっかりと溶かしました。ホワイトソースがとてもまろやかなので、塩とこしょうを気持ち多めに加えると、味が引き締まりますよ。
6. 5をグラタン皿に入れ、200℃に予熱しておいたオーブンで15分ほど焼きます。
あとはオーブンで焼くだけ♡今回は20分ほど焼いて、表面に焼き色を付けました。
甘酸っぱさがホワイトソースとマッチ!アップルパイのりんごみたい♪
『あさイチ』で紹介していた「リンゴグラタン」が、完成しました♪チーズはホワイトソースに混ぜ込んだので、表面の所々に焼き色が付く仕上がりです。
いちょう切りにしたりんごをたっぷりと加えましたが、ほとんどホワイトソースの中に沈んでいる感じ。パッと見ただけでは、「リンゴグラタン」には見えません。
取り分けてみると、中にりんごがたっぷりと入っていました。加熱したことで、真っ赤だった皮の色が薄くなっています。
スプーンですくうと、ホワイトソースがなめらかでとろっとろ。口に入れると、牛乳のまろやかな甘さと玉ねぎの甘さが広がります。りんごを噛むとシャクッとしたやわらかさ!アップルパイに入っているりんごのよう。
りんごのほのかな甘酸っぱさと爽やかな香りが広がり、ホワイトソースに入っていても違和感がなく、とてもよく合うコンビネーション♪
ホワイトソースのグラタンは、マカロニやポテトが定番でしたが、これからはりんごも定番にしたい!と思うほど、おいしいグラタンでした。
ほのかな甘酸っぱさと爽やかな香り♡軽やかな味わいのグラタンに
『あさイチ』で紹介していた「リンゴグラタン」は、りんご1個をたっぷりとグラタンの具に使うのがポイントでした。
りんごをグラタンの具にする発想がなかったので、グラタンに合うのかしら?と最初は疑問でしたが…。作ってみると、想像以上においしい!「なぜ、今までホワイトソースのグラタンにりんごを合わせなかったのか」と思うほど、ピッタリの組み合わせでした。
加熱することで、アップルパイのりんごのような食感になり、自然の甘さと香りが引き立ちます。生のりんごとは、違ったおいしさを楽しめますよ。
今回はジョナゴールドで作りましたが、りんごの品種を変えたら食感や香りも変わるはず。お気に入りのりんごで、ぜひ作ってみてくださいね。
りんごの品種 参照サイト
『JA全農リンゴ情報局〜ジョナゴールド〜』
https://vegemart.net/apple/kind/09_jg.html