【女子の本音】草食系との恋愛はあり？ 草食系男子が増えたわけ5つ！

ここ数年、「草食系男子」という言葉がよく聞かれるようになってきました。草食系男子とは恋愛において受け身であり、女性と関係を持ちたいという気持ちが強くない男性を指します。しかし、どうして草食系男子が増えたのか気になりますよね。

この記事では、草食系男子が増えたわけと女子の本音なども併せて紹介します。

草食系男子が増えたわけ5つ

草食系男子が増えたわけは、さまざまな側面から見ていくつかあります。その中でも、多くの草食系男子が当てはまるであろう5つの要因を次にお伝えしましょう。

1.仕事が忙しい

まず1つ目は、仕事が忙しいという理由です。昭和の働き方よりはマシになったとはいえ、まだまだサービス残業や長時間労働で忙しい思いをしながら働いている人が多いでしょう。

あまりにも仕事中心で毎日を過ごしていると、恋愛に割ける時間が極端に減ってしまい、心にも余裕が持てなくなります。

また、体力的にも休みの日は疲労回復を優先させたいというケースもあり、このような理由から草食系男子が増えたといわれています。

2.1人での生活で不便さを感じない人が増えたから

2つ目は、1人での生活で不便さを感じない人が増えたからです。もともと、精神的にも経済的にも自立していて、特に誰かと一緒にいることにメリットを感じない男性も多くいます。

わざわざ女性と関係を持って自分の時間を削るくらいなら、1人でも特に問題ないと感じる人がめずらしくありません。

3.多様性が認められる世の中になったから

3つ目は、多様性が認められる世の中になったからという理由です。少し前の日本では、人生の歩み方もある程度固定された価値観が一般的で、多様性が認められない傾向がありました。

しかし、現在の日本ではさまざまな価値観で生きられるよう、多様性が認められる世の中になったのです。自分の中の恋愛に対する価値観を尊重できるようになったことが、草食系男子が増えた1つの要因といえるでしょう。

4.お金に余裕がない

4つ目は、お金に余裕がないからです。忙しく残業しながら働いたとしても、それに伴って収入も多いかと言ったらそうとは言い切れないですよね。

生活に必要なものの価格も上がっており、お金に余裕があると即答できる人のほうが少ないかもしれません。

そのような中で、デートですべての費用を負担したり、女性を喜ばせるようなプレゼントを贈ったりする余裕がない男性も多いようです。金銭的な余裕がないと、純粋に恋愛を楽しむことも難しく、恋愛に積極的になれない男性が増えているのです。

5.女性をリードできる自信がないから

5つ目は、女性をリードできる自信がないからという理由です。近年、異性に対して積極的にアプローチできる女性も多くなりました。

また、社会で活躍する女性の姿を見ていると、恋愛関係になったときに女性が満足するようなリードができる自信がないと感じる男性も少なくありません。

そのため、挑戦して失敗するよりは、最初から恋愛に向き合わないほうが自信を失わずに済むと考えて、草食系男子になる人が増えているとも考えられます。

草食系男子に対する女子の本音

さて、草食系男子が増えている理由は何となく分かったかと思います。しかし、実際に女子はどのようにこの現象を受け止めているのでしょうか。

多くの女性は、やはり恋愛に対して男性から積極的にアプローチしてもらいたいと考えるケースが多いようです。男らしくリードしてもらえると、それだけでキュンとしてしまいますよね。

ただし、実際には女性から積極的に動かないと恋愛自体が発展しない場合もあり、必要に駆られてアプローチしている女性も多いでしょう。そのような女性の本音としては、積極的にアプローチすることで「肉食系女子」と呼ばれるのは、少し心外だという声もあるようです。

草食系男子との恋愛を実らせるポイント

草食系男子の中には、恋愛において自信がなく、忙しい毎日の中で恋愛に割く時間を捻出することを面倒と感じる人もいます。

そのため、精神的に余裕があり、焦ることなく適度な距離感で見守れる女性が求められる傾向があります。

また、一緒にいることで自信を与えてくれるような明るい女性も好かれるでしょう。無理やり、最初から恋愛モードに持って行くのではなく、日常の中で少しずつ存在感を大きくしていくと、草食系男子との恋愛が実りやすいと言えます。

意外と草食系男子との恋愛もイイ

ここ数年で、「草食系男子」という言葉が一気に増えてきましたが、恋愛に積極的になれない理由には時代的な背景や、スピード重視の働き方なども影響しているようです。

しかし、草食系男子の中には、条件さえそろえば恋愛に前向きになれるという人もいるので、女性の接し方しだいでは草食系男子との恋愛を実らせることも可能といえるでしょう。

Written by 久木田（くきた）みすづ