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「ミルクなんて母親の甘え!夫がミルクなんて気持ち悪い!」義母の主張にイラっ…義母を黙らせた一言

  • 2024.11.27

第一子を出産し、初めての子育てで毎日大忙しの私。まだ十分に体力が回復せず毎日大変ですが、夫が協力的なので本当に助かっています。そんな私が困っているのは義母との関係。最近はもっぱら育児に難癖をつけるので、ストレスしかありません。夫に話したらきっと私の味方をしてくれるはずですが、忙しい中家事や育児をしてくれる夫にこれ以上要求できず、私はひとりで耐えていました。

嫁いびりに大迷惑!

義母はいつも、夫の留守を狙って電話をかけてきます。1時間以上も子育てについて根掘り葉掘り聞いては、あら探しをするのです。

ただでさえ不安な育児なのに、ここまで否定されると悲しくなってしまいます。しかし大切な夫のお母さんだと思うと、強く拒否できません。苦笑いをして聞き流し、義母が飽きるのを待つしかないのです。

ついに義母は電話では飽き足らず、わが家にアポなしでやってくるようになりました。もちろん私の家事や育児に難癖をつけるためです。義母は1日中私にグチグチ文句ばかり。

仕事から帰ってきた夫には「先輩ママとして手伝いをしにきた」と言うので、夫も呑気に「休めて良かったね」と笑うのでした。

男性がミルクをあげるなんて気持ちが悪い!

しかし事件が起きたのは、夫がミルクを作って娘に飲ませたとき。それを見ていた義母が「男性がミルクをあげるなんて気持ちが悪い! なぜ母乳をあげないの!」とヒステリックに叫びました。

義母にとって、ミルクを与えることは母親がラクをしていることになるのだそうです。こともあろうに夫にやらせるなんて、私の怠慢なのだとか……。

義母の言い分は時代錯誤ではないでしょうか。そもそもミルクで育てているのは「自分も十分に育児に参加したい」という夫の希望です。

「気持ち悪い」とまで言われた夫は、男性の子育てに偏見を持ち、相手の気持ちも考えずに平気で人の嫌がることを口にできる義母のほうがよっぽど気持ち悪いと、吐き捨てるように言いました。それを聞き、売り言葉に買い言葉の喧嘩が勃発。

自分は母乳の出が悪かったから、痛みにもん絶しながらマッサージをして何とか母乳だけで育てたと、義母は涙ながらに語っていました。

義母の思惑は……

今の時代、ミルクの利点も認められていて、子育ては夫婦でするものだという考えも根付いています。子育てに口を出すのであれば、きちんと今の時代の育児を学ぶべきだと夫に言われても、義母は納得がいかないよう。

仕事で疲れている夫に家事や育児をやらせるべきではない、私はひとりでやっていたと、強く主張しました。それを聞いた夫は、俺の生きがいを取るなと憤慨。大きくため息をついて「自分のしてきた苦労を嫁に押し付けたいだけだろ?」というと、ズバリだったよう。義母はドキリとした顔をしていました。

今のままならもう孫には会わせるつもりはなく、自分も連絡を絶つといった夫。義母はついに観念したようで、小さな声で話し始めたのでした。

負の連鎖

義母が私にしつこく電話をしてきたように、義母はその姑・夫の祖母から同じような電話攻撃を受けていたようです。夫の祖母は高齢で、義母の手助けを受けて生活していたそうですが、義母の介護や家事に文句を言っていたとのこと。

振り返れば、義母が子育てをしていたときも、夫の祖母からあれこれと文句を言われていたそうです。それに、義父は家事や育児をするタイプではなく、当時はそういう時代でもありませんでした。自分はひとりでなんでもやっていたのに、育児用品が進化し、夫も協力的な私を見ると、イライラしてしまったと打ち明けました。

それらのストレスはすべて私に……。電話や訪問をして、義母のストレスを解消していたのでした。

自分がされたことを次の世代にするなんて、まさに負の連鎖。自分がされたからといって、同じことをして良い理由になりません。また、嫁は姑のストレスの捌け口ではないのです。夫から指摘され、ぐうの音も出ない義母。それ以来私への干渉はなくなったのでした。

しかし夫は私にも怒っていたよう。困っていたなら相談してほしかったと言われてしまいました。夫は義母にも同じことを言っていて、困っていることは父親に相談するようキツく言い、夫からも義父に連絡を入れたようです。これでわが一家の負の連鎖は終わりそうです。

親世代とは育児の考え方や夫婦のあり方が異なることもあるでしょう。世の中の常識は絶えず変化しています。押し付けることなく、相手を尊重して生きていきたいですね。

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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