幼馴染のことが大好きな夫「あいつに妻の座を譲ってやってくれ」喜んで譲った結果…誰もが驚く展開に！

30代になっても何かと既婚者の夫を頼る、幼馴染の女性。それに喜んで応える夫。そんな2人の行動に私が難色を示すと、夫は非難します。困っているときはお互いさまなのに、心がせまいですって？ 家族のようなものと言われても家族じゃないですし……。本当に困ったものです。

夫は彼女から連絡があると会いにいき、一緒に食事をすることも。正直に話してくれるのはいいのですが、なんだか腑に落ちません。

夫にとっては付き合いの長い幼馴染のほうが優先順位が高いらしく、彼女の言うことが最優先。彼女が私と友だちになりたいと言えば、お願いしてくるんですよ。いえ、強制です。家に連れてくると言ってきて……。

幼馴染の行動がヒートアップ。夫は…

幼馴染の彼女はわが家に遊びに来るようになり、ますます図に乗っているような気が……。休日には彼女の行きたいところに3人で遊びに行かされることも。先日は遊園地に行きたいと言いだし、私が遠慮すると夫と2人で行こうとするんです。挙句、私の料理がまずいと夫が言っているから教えてあげる、ですって。なんだか疲れてきました。

夫も夫でよ。幼馴染から何を言われたのか知りませんが、私が彼女を無視していると怒ってます。メッセージを送ったのに、返信がないと……。でも一応、スタンプで返信はしているんですけどね。

ここぞとばかりに私への不満を言ってきた夫ですが、聞いていると何だか変なんです。私の性格をガサツで男っぽい、淡白だと……。幼馴染のように、おしゃれな料理を作れとか、ふわふわひらひらした洋服を着ろとか、彼女を見習うように言ってきたのです。

もういいわ！妻の座を譲ったところ…

思わず、彼女と結婚したら良かったじゃないと言う私。すると、夫はすんなりそれを受け入れたのです。
「あいつは完璧な妻になれるよ」
「あ～あ、嫁ガチャ失敗したな」
どうやら最近、彼女から結婚したかったと言われているらしいのです。
「妻の座を譲ってやってくれ」
調子に乗った夫から、思わぬひと言が飛び出しました。
「どうぞ、喜んで！」

じつは私も離婚を考えていました。夫は彼女といたほうが楽しそうですから。それに比べ私にはダメ出しばかりで、やはり合わないのかなと思っていました。夫から幼馴染との清い関係を強調され、また結婚して1年もたっていなかったため、慰謝料なしで離婚しました。何だか当て馬みたいになって悪いな、ですって。もう全然構わないわ、そんなこと！

1カ月後、元夫たちは入籍。もう頼ってこないでくれと、元夫から連絡が入りました。私が彼を頼ったことなんて1度もないと思います。彼が自分の人生に必要ないとわかったから離婚したんです。一生頼りません。

最後までかわいげがないと言ってくる夫。彼女のおかげで、どうしようもない彼と別れられて本当に良かったと告げると、後悔しているんだなと言われ……、素っ頓狂な声を上げてしまいました。

幼馴染の正体を知った元夫から連絡が

幼馴染の彼女は既婚者にベタベタして、その奥さんにマウントを取ってくるような人。あやしいなと思ってちょっと調べてみたんです。その結果、彼女が人のものにしか興味を持てない、とんでもない女性だということがわかりました。パートナーのいる男性を略奪、関係を壊すのが趣味のよう。元夫にはそれとなく忠告しましたが……。

それから1カ月。私の前に現れた元夫。やはり私の言う通りだったようで、元夫は結婚したらすぐに興味を失われてしまったようです。彼女はいつものように不倫をし、相手方の奥さんから慰謝料を求められたと言います。

彼女の両親に相談したところ、元夫がそれらを知った上で結婚したと思っていたらしく……。今までさんざん彼女に迷惑をかけられてきた両親は、もう関わりを持ちたくないと言って元夫すら避けたそうです。自分がバカだったと気づいた元夫でしたが、やはり私とは感覚が違うようで……。彼女と別れるから再婚しようと、私に何度も言ってきました。

さんざん傷つけておいてよりを戻そうだなんて、ふざけるのもいい加減にしてほしいです。すると、未練があるから連絡先を残してくれているんじゃないかと言ってきて……。彼は忘れてしまったのかしら。今月の給料が入ったら、私に借りていたお金を返すって言ったことを。結局、彼はお金をなかなか返さず、復縁を何度も迫ってきたので弁護士事務所に相談して解決しました。

あれからしばらくたちましたが、元夫は彼女から解放されていないようです。お金も返ってきたので、そろそろ連絡先をブロックしたいと思います。

◇ ◇ ◇

もう妻に気持ちがないからと言って、浮気相手と比べて失礼な言葉をかけるのは違いますよね。復縁を迫るということは、自分が言った言葉も忘れているようですが……。状況を変えるために元妻を巻き込むのはやめてほしいですね。

【取材時期：2024年9月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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著者：ライター ベビーカレンダー編集部／ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部