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遠方に転勤した友人「離れても定期的に遊ぼうね」って約束したけど──友情が続かなかった悲しい理由

  • 2024.11.26

遠く離れた地に住んでいても、定期的に会える友人の存在って貴重ですよね。
でも、一方が引っ越して遠距離になったことで、友情にヒビが入ってしまうことも……。
今回は筆者の知人から聞いた、友人とのトラブルエピソードをご紹介します。

画像: 遠方に転勤した友人「離れても定期的に遊ぼうね」って約束したけど──友情が続かなかった悲しい理由

転勤

これは、大好きだったからこそ悲しかった友人A子のお話です。

A子とは学生時代からの付き合いで、お互い社会人になってからも月に一度は遊びに行く仲でした。

でも、あるときA子が転勤になってしまい、関東から遠く離れた関西に住むことに。

「離れても定期的に会おうね」
「お互いの家に泊まったりしようね」

そう約束してA子は関西へと飛び立っていったのです。

その後も頻繁に連絡を取り合い、約束したとおり何度か会っている私たち。
でも、会えば会うほど気になることが......。

負担

A子「次は京都のカフェ巡りしよう♪」
私「え、前回も京都行ったよね?」「その前は大阪で、その前の前は奈良だったしなあ」

そう、A子が転勤してからというものの、私たちは毎回A子の住むところの近くでばかり会っていたのです。

はじめは関西に旅行に行けて嬉しかったものの、回数が増えれば増えるほど交通費がかさんでいく私。

それに比べるとA子の交通費はあまりかかっておらず、私は不平等に感じていました。

提案するも?

「混むから朝イチでテーマパーク行きたいな」
「でも彼氏が家に来るから前日私の家に泊められないの」

金銭面に苦労している私に追い打ちをかけるように、そうA子に言われてホテルをとったこともしばしば。

明らかに使うお金の金額に差があるので、『A子と会えるのは嬉しいけど、毎回何万円も使うのはきついな』と思った私。

あるとき『たまには関東で遊ぼうよ』と提案すると、A子から思わぬ反応が!

酷すぎる!

「え~お金かかるからヤダ」
「新幹線や飛行機だと高いし、深夜バスだと時間かかるし」
「今回も来てくれたらいいのに~ケチじゃない?(笑)」

これまでずっと交通費をかけてわざわざ関西に行っていた私に対して、A子は『お金をかけたくないから関西に来て』と主張してきたのです!

それを聞いて、げんなりしてしまった私。

思い返すと、A子が関東にいた頃も私がA子の住む地域に遊びに行くことばかりでした。

昔からA子は【なるべく自分はお金を使わずに遊びたい】という考えだったのでしょう......。

それからは、A子に誘われても適当な理由で断って距離を置いています。

【体験者:20代・女性公務員、回答時期:2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。

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