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国民民主党 榛葉賀津也幹事長が出演「103万円の壁 最後はトップの政治決断」 『飯田浩司のOK!Cozy up!』

  • 2024.11.26

いわゆる「103万円の壁」をめぐって注目を集める国民民主党の榛葉幹事長が11月26日(火)、ニッポン放送『飯田浩司のOK!Cozy up!』に生出演。103万円の壁の引き上げをめぐる議論、外交安全保障について語った。

(右奥から時計回りに)佐々木俊尚、新行市佳アナウンサー、榛葉賀津也幹事長、飯田浩司アナウンサー
(右奥から時計回りに)佐々木俊尚、新行市佳アナウンサー、榛葉賀津也幹事長、飯田浩司アナウンサー

■103万円の壁 最後は石破総理の政治決断 ここでバシッと決断すれば国民からの期待も上がるのでは?

国会内で調整が続く、いわゆる「103万円の壁」の引き上げ幅について榛葉幹事長は「最後は石破総理の政治決断。少数与党の石破総理だが、ピンチはチャンスなのでバシッと政治決断すれば、国民からの期待も上がるのではないか」と、与党の姿勢に苦言を呈した。また、コメンテーターのジャーナリスト・佐々木俊尚から、「その決断を妨げるものがあるとしたら……」の問いに対しては「やはり霞が関でしょう」と官僚の存在を挙げつつ、「石破総理は総理になってから180度変わってしまった。失うものはないんだからやればいい。守りに入ったらだめだ」と指摘した。

またパーソナリティの飯田浩司が「引き上げ交渉がうまくいかない場合には、席を立つ可能性があるのか」と問いかけると、榛葉幹事長は「最終的には178万円に近いところで落ちるんだろうと推測しているが、席を立つ、立たないはこれから。ただ、この交渉が中途半端で終わったら、多くの皆さんが、国民民主党にがっかりするんじゃなくて日本の政治に、または自民党公明党は分かってないと、来年の参院選が大変なことになると思う」と思いを語った。

■103万円の壁をめぐる議論、ここでは言えないが、いろいろな作戦がある。

また、榛葉幹事長は最近の政治における世の中の受け止めが変わってきていると指摘した上で、「与党は103万円の壁をめぐる議論に真剣に向き合わざるを得ないと思う」と語った。基礎控除を引き上げることで地方の財源が減り、行政が滞る可能性があるという指摘には「そんなのあるわけない。そのために地方交付税交付金がある。なんでそんなあり得ないことを平気で言うのか」と一蹴。ただ、「ここからは交渉。プロレスでいうとリングに上がったところ。今週から本格的な議論が始まる。満額回答か、どこで落ち着くのか。いろんな作戦があるけれどもここでは言えない」と与党との折衝に向けて自信をにじませた。

■今の日本の外交安全保障は極めてリアリズムに欠ける

さらに、日本の外交安全保障の問題にも言及。「日本は外交無くしては成り立たない。しかし、外交安全保障に対してきわめてリアリズムに欠けるというか、その辺の緊張感を国民や政治家はもっと持つべきだ」と指摘。「国連の枠組みが通用しなくなっており、今きわどい状況にあると思っている。」と述べた。

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