同期に労力を搾取され、気づけばゴーストライター化。搾取する同僚と決別し退職を決めるまでの話

このお話の主人公は会社員・りえさん。りえさんには部署は違いますが仲良しな、K子という同期がいました。仕事ができて美人とうわさのK子ですが、実は困った一面があり…。このお話は職場で他人に労力を搾取されてしまった、りえさんの物語です。山吹いろ・金銭トラブル漫画(@yamabuki___iro)さんの『同期に利用されて捨てられました』をご紹介します。どうぞご覧ください。

同期の企画、手伝いをしたことを後悔

りえさんとK子は同期です。部署は違いますが仲のよい2人は、仕事の助言をしあったり助け合ったりする仲でした。りえさんはK子の頼みでいろいろな企画の手伝いを何度もしていました。

今回もまた企画の手伝いをしてほしいと言われたりえさん。特に何の疑問もなく、いつも通り引き受けたりえさん。しかしこのことが原因で、りえさんは退職を選ぶほど追い詰められるのでした。

同期に搾取されていると気づいた瞬間

K子は、自分の業務で忙しいりえさんに向かって「もっと頑張って」と自分勝手な要望を伝えます。りえさんは親切心で企画の手伝いをしていましたが、だんだん自分がK子に都合よく使われていると気が付くのでした。

りえさんが企画を考えても、表立って発表するのはK子。これではまさにゴーストライター状態ですよね。

同期の言動が信用できない

結局、K子はりえさんの企画内容のすばらしさを自分のものしたいだけの人。りえさんからもう手伝わないと言っても、納得をしてくれません。

結局、りえをプロジェクトメンバーから外したのにも関わらず、企画について相談だけ持ちかけてくるK子。このような態度は、相手の仕事の成果を横取りしようとしていると捉えられても仕方ありません。

自分らしく仕事をすることが何より大切

K子からの理不尽な要求に耐えられなくなり、ついに退職の道を選んだりえさん。仲良しな同期だと思っていたのに、ただ使われていいように搾取されていた関係を断ち切ることができました。現在は自分らしく働ける場で、気持ちよく充実した日々を過ごせているといいます。

K子はその後、パワハラ問題が浮上したことがきっかけとなり、出世コースから外されてしまうのでした。

苦労して培った仕事のスキルを都合よく使われてしまうのは、もったいないことです。自分らしく仕事に向き合い、きちんと正当な評価をもらいたいですよね。

著者：ゆずプー