ヴァンラーレ八戸が2025新ユニフォームを発表！「イカと虎が横並び」の珍しいデザインが現れる

Text by 立野敦史(Qoly LFB Vintage)

ヴァンラーレ八戸とキットサプライヤーのhummel（（株）エスエスケイ）は24日、2025シーズンの明治安田J3リーグで着用する新ユニフォームを発表した。

チームは今季のJ3リーグを11位で終了し、昇格・降格どちらも無し。この新ユニフォームで来季も同リーグを戦う。

ヴァンラーレ八戸 2025 hummel ホームユニフォーム

2025新ユニフォームは、地元である青森県八戸市の祭り「八戸三社大祭」で披露される『虎舞（とらまい）』をモチーフに採用。

ユニフォームの身頃部分には虎の縞模様を描き、胸から襟元にかけては牙が印象に残る虎のグラフィックを大胆にデザイン。虎が舞う様子を力強く表現し、戦う選手たちを鼓舞する勇ましいデザインに仕上がっている。

ユニフォーム画像のスポンサーロゴマークは2024シーズンのものを仮置きで、実際のユニフォームでは変更となる可能性もある。

余談となるが、八戸のエンブエムに描かれているのは海洋生物のイカ。今作ではイカと虎が一つのユニフォームに共存するという、なかなか珍しい構図となった。

今作のモチーフとなった虎舞とは、火伏せや航海安全に関する信仰として伝承されてきた民族芸能。主に東北地方に多く、八戸市では八戸三社大祭などで披露される。虎に頭を噛まれると無病息災のご利益があるとされ、その点も含めて獅子舞とよく似ている。

2025シーズンのユニフォームはこのようなラインナップに。同じデザインの色違いで、フィールドプレーヤー用のアウェイはホワイト、GKユニフォームはレッド（1st）、イエロー（2nd）を基調とする。

虎模様の新ユニフォームは。2024年12月下旬にヴァンラーレ八戸のオンラインショップで発売予定。詳細についてはヴァンラーレ八戸のクラブ公式ウェブサイトまで。