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毎月、必ず学校を休む友人。「ズル休み」の噂が出た理由は…クラスメイトの目撃情報?【生理体験談】

  • 2024.11.25

私は初潮が始まってからずっと、生理前は体がだるくなるものの、生理中はいつも通りに生活できます。一方、私の中学時代の同級生には、学校を休まなければいけないほど生理が重い子がいました。

学校を休むようになった友だち

中学2年生のある日、同じクラスのA子ちゃんが学校を休みました。あとからわかったことなのですが、理由は生理痛とのこと。

普段は活発で元気いっぱいな子だったため、毎月、必ずA子ちゃんが学校を休むようになると、クラスのみんなが彼女のことを心配。しかしあるとき、A子ちゃんが学校を休んだ日に、彼女のことをショッピングモールで見たとクラスメイトが言い出し、「本当はズル休みなのでは?」との噂が流れるようになったのです。

ショッピングモールにいた理由は?

私はA子ちゃんと仲が良かったため、A子ちゃん本人に「こんな噂がされているんだけど……」と報告。すると彼女は、生理痛で学校を休んでいること、そして「その日はお母さんが仕事で家におらず、自分でナプキンを買うためにショッピングモールに出かけた」と理由を話してくれました。

私は自分でナプキンを買ったことがなかったため、「生理痛でつらいのにひとりでナプキンを買いに行くなんて、どんなに心細かっただろう」と、自分まで胸が痛くなったのでした。

その後A子ちゃんは、生理痛で休んでいること、ズル休みではないことをクラスの女子には知ってほしいということになり、女子全員に説明。

A子ちゃんのことがあってから、クラスの女子は人によって生理痛の度合いが違うということを理解し、生理のときはお互いに声をかけたり、フォローし合ったりするようになったのでした。

著者:石井せつ子/30代女性・20年以上、医療事務として勤務中。バセドウ病や子宮内膜症を患い、自身のエピソードが誰かの励みになればと思い発信している。趣味は彼と一緒にプロレス観戦!
イラスト:ののぱ

監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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