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光熱費の高騰に大打撃を受けた日から1年。現在のベルギー人夫の姿をご覧ください

  • 2024.12.7

コノビー編集部の選りすぐり!何度でも読みたい、名作体験談。

今回はコノビーで連載されている「さとえみ」さんの名作をご紹介いたします!さとえみさんが暮らすベルギーでも光熱費が高騰。それを受け節約に励んでいた旦那さんですが一年後……。

まいどおおきに!

なにかにつけて「もったいない」と言いがちな大阪の血が流れている系オカン、さとえみです。

皆さんのガス代や電気代事情、いかがでしょうか?

緯度が北海道よりも高い、ベルギー在住の我が家では……

去年の冬から、かなり厳しい状況が続いております。

我が家の光熱費は、基本料金に昨年使った量をかけて計算され、毎月決まった金額が引き落とされるシステムです。

年度末になったらメーターをチェックする人がやってきて、昨年より少ない使用量であれば返金され、多ければ追加でお金を支払います。

そのため、一度払ったからと言って安心できないんですよね……。

昨年、光熱費を管理する会社から「値上げしまっせ」という手紙が来てからというもの、固く節約を誓い合い、冬でも極力暖房をつけないようにしてきた我が家。

外出用の上着を着込み、帽子や口元まで隠すネックウォーマーをつけた我が夫の姿は、まるで泥棒のようでした……。

我が家の場合、電気代よりガス代の方が値上げ幅が大きいので、できるだけガスを使わないことが大事です。

暖房器具にもいろいろあるとは思いますが、我が家で使っているのは、ガスで沸かしたお湯を循環させる「セントラルヒーティング」と呼ばれるもの。

このセントラルヒーティングは、古いものなのですが、かなり良い感じに部屋を温めてくれるので大変重宝していました。

でも、光熱費の高騰により、このセントラルヒーティングに頼ることをなるべくやめて節約することに。

この先、光熱費が前の基準まで下がってくれるのを待つのか……と考えていたら……?

喉元過ぎれば熱さを忘れる……のか?

光熱費の値上げに衝撃を受けてから、1年が経った現在。

料金は下がっていないはずなのに、夫は前と同じ体制(セントラルヒーティング+夏のような格好)に戻っていました。

昨年節約しまくって、骨身に染みたのか?

家族にまで負担をかけるべきでないと思い直したのか?

単純に忘れたのか……

理由は分からないままでですが、その疑問を聞くことはせずに、そっとしておくことにしました。

節約も大事やけど、オカンにとってベルギー人夫の心の安定の方がよっぽど大切なのです。

ほなまたね!

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