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言葉は魔物。使い方次第でどうにでも変わるからこそ謙虚でありたい

  • 2024.11.25

私が一番こわいと思うもの、それは「言葉」。なぜなら、言葉はものすごくパワーを持っていて、簡単に人を励ましたり、逆に傷つけたりするから。人との関係を一瞬で変える力がある。

◎ ◎

普段、言葉は当たり前に使っているから、その力を考えることはあまりないかもしれない。

でも実はすごい力を秘めてる。

何年もかけて築き上げてきたものを、ほんの一言で壊してしまうこともある。そう考えると、言葉って本当に「魔物」みたいな存在だなって思う。

もちろん、言葉は人を元気づける力もある。ことのおかげで良い体験をした人もたくさんいると思う。

例えば、誰かが「大丈夫、君ならできる!」って言ってくれると、それだけで「よし、やってみよう!」って気持ちになることがある。

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そんなふうに、人の心の支えになったり、何年たっても「あの時のあの言葉があったから頑張れた」って思えるような言葉もある。そう考えると、言葉って心の中にずっと残るくらい、深く影響を与えるものなんだと思う。人の心に刻み込む力がある。

でも、反対に言葉は人を傷つけたり、絶望に追い込んだりすることもできる。

例えば、私もSNSで何気なく言った一言を見て、「その言葉でこんなに落ち込むんだ…」と思い知らされた経験があった。そのときは、あくまで冗談のつもりであったし、軽いノリで言ったことだった。

けれど、相手にはぜんぜんそんなふうに伝わらなかったようだった。

そして「あの一言で、自信がなくなった」と言われた時には本当にショックだった。それ以来、自分が思っている以上に、言葉は相手に影響を与えるんだって気づかされた。

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それからは、ちょっとした言葉でも相手にどう響くかを意識するようになった。自分では冗談でも、相手がどう感じるかは自分にはわからないし、本当にいろんな人がいるので考えすぎるに越したことがないと思うようになった。SNSみたいに、相手の顔が見えないところだと、特に気をつけなきゃって思うようになった。

さらに、言葉の怖いところは、同じ言葉でも人によって解釈が全然違うことだ。

例えば「頑張ってね!」って言葉も、人によっては「応援してるよ!」って励ましに聞こえるかもしれないけど、別の人には「もっと頑張らなきゃ」ってプレッシャーになるかもしれない。私自身も後者だから、頑張ってねという言葉は使わないようになった。

同じ言葉なのに、受け取る側の状況や気持ちで意味が変わるのはすごく難しいなと思う。

そしてこわい。たった一言で、人間関係が良くも悪くもなっちゃうってことだから。

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さらに、歴史を見ても、言葉の力がどれだけ大きいかがわかる。たとえば、有名なリーダーたちの演説は、多くの人の心を動かし、行動させる力があった。

その一方で、悪い方向に人を導いたり、洗脳したりするために言葉が使われたこともある。詐欺も横行している。言葉は人々を団結させる武器にもなるし、逆に混乱や分裂を引き起こすこともできる。本当に、言葉は使い方次第で、いい方向にも悪い方向にも進んでしまう力を持っている。

では、言葉の力をどう使えばいいんだろう?それはやっぱり「言葉に敬意を持つこと」だと思う。何気なく発する言葉でも、それが相手にどんな影響を与えるのか、ちょっと考えてみるだけで言葉の選び方が変わってくるはず。相手の立場や気持ちを理解しようとする姿勢も大事だし、ほんの一言がどれだけ相手に響くかを意識することが大切だと思う。

結局、言葉は使わないわけにはいかないもの。
そして、使い方次第でどうにでも変わる。

シンプルにこわいなって思う。でも、それでも言葉を大切に使うことで、破戒知れないほどの恩恵や関係をつくれることも知っているから、言葉にはどこまでも謙虚でありたい。

■翔子のプロフィール
愛着障害、HSP、アダルトチルドレン、適応障害に悩む方の自愛力カウンセラー。真面目で自分を責める自責ぐせのある人の悩み解決が得意。カウンセリングで10年以上の生きづらさを克服した経験やノウハウをいかして、ダメなところをも受け入れる自愛力を育てることで、自責ぐせから抜け出し自愛力アップへ導く。zoomで提供。

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