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「クソッ!全然取れない…」フタを開けてガッカリ…義母の洗濯物トラップ<頑張り過ぎない介護>

  • 2024.11.25

一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。一日中天気が悪く、近くで雷も落ちるほどだったある日のこと。雷が落ち着くと、夕飯の支度をしているまる子さんのもとへ義母がやってきました。何か用があるのかと思いきや、義母は延々とデイケアへの文句を言っています。しかしまる子さんは、デイケアに行くことになったのは、義母が直腸脱(おしりから腸が飛び出す病気)の手術をしないと決めたからだとバッサリ。すると今度は、夫にデイケアに行く回数を減らしてほしいと懇願したようですが、夫もこれを却下。諦めの悪い義母は、体調不良を理由にデイケアへ行くのを渋りますが、熱もなく気になる症状もないため、まる子さんは予定通りデイケアに送り出し、一件落着です。

義母の部屋にはエアコンがありますが、どれだけまる子さんがこっそり設定しても冷房18℃か暖房25℃という極端な温度設定で使っている義母は、暑いと言ったり寒いと言ったり、温度調整がうまくいきません。どうしても譲れないこだわりのようなので、まる子さんも半ば諦めているのですが、義母にはまだ困ったこだわりが……。それは、心臓がドカドカするときに湿布を貼るというもの。医師から効果がないと言われても聞く耳をもたず、ラクになると信じてあちこちに湿布を貼っていて、さすがに貼り過ぎでは……? と心配になってしまいます。

名もなき家事ストレス……

義母の洗濯ものは、いろいろなものが付いていたり入っていたりするので、洗う前の確認が必須です。

目視だけではなく、振って中身も入念に確認!

しかし、そんなチェックをくぐり抜ける厄介な存在がティッシュ……。一緒に洗うと大事故です。

義母は鼻をかむと……。

そのままティッシュをぎゅうと握りしめてポケットに入れる癖があります。

この癖のために、何度泣いたことか……。

こういう名もなき家事ストレスは、地味につらい……。

義母の洗濯ものは、湿布、ホッカイロ、剥がしたテープ、吸水パッドなどなど……いろいろなものがくっ付いていたり、入っていたりするので、洗濯機に入れる前に1枚ずつ入念にチェックが必要です。ホッカイロと吸水パッドは、慌てなければ重さで気づけますが、厄介なのはティッシュ……。

義母は、鼻をかんだときに使ったティッシュを、そのまま丸めてポケットに入れる癖があります。数が多いと膨らみがあって気づけることもありますが、ぎゅうぎゅうに小さく握りしめて少しだけ入っていると、見つけるのは至難の業。ポケットといっても、ズボンだけというわけでもなく、胸ポケットに入っていることもあるので、要注意です。しかし、どれだけ注意しても洗濯してしまうこともあり、そのときは洗濯機のフタを開けてガッカリ……。ひどいときには、洗濯槽を洗うこともあります。

家事、育児、介護、仕事……毎日やることがたくさんありますが、すべてがスムーズに終わる日ばかりではなく……。こういう名もなき家事ストレスは、地味につらいのです。

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ティッシュの洗濯、経験したことがある方も多いのではないでしょうか。フタを開けた瞬間の絶望感は、よくわかります。どこまで被害が拡大しているのか、震え上がりながら1枚ずつ洗濯ものを取り出すあの瞬間は、恐怖ですよね……。忙しくて余裕がないときこそ、こういった名もなき家事ストレスを防止するためにも、入念に確認しておいたほうが、結果として自分のためになりますね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように!


著者:マンガ家・イラストレーター まる子

ベビーカレンダー/シニアカレンダー編集室

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