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【衝撃の実話】“50代の元スナック嬢”が体験した『めんどくさいお客様』の話

  • 2024.11.24
出典:stock.adobe.com

水商売をしていると、必ずめんどくさいお客様に遭遇します。 あまりにもめんどくさすぎて「早くこの時間が過ぎて欲しい……」と願うほど。 この記事では、実際に出会っためんどくさいお客様を2名ご紹介します。 ぜひ最後までお読みくださいね。

めんどくさいお客①初めてキムチを持ち込んだ男

クラブでもキャバクラでもラウンジでも、どんな店でも必ず相手をすることになるのが「ひたすら自慢話をする男性」です。

「仕事ができる」「収入が多い」「昔はワルかった」「有名人と友達」あたりが自慢話のド定番。
女の子たちはみんな、たいがい聞き飽きているでしょう。

基本的に自慢話をする男性には「すごいですねー!」「さすがですねー!」と合いの手だけ入れていればいいので、接客自体はラクなのです。
あまりにも長いとめんどくさくなりますが、聞き流していれば問題ありません。

驚いたのは、仕事自慢のパターンで「日本にキムチを初めて持ち込んだ男」に3人も出会ったこと。

「初めて持ち込んだのは1人じゃないの?前の店で別の人もそれを自慢していたのに……」
不思議でなりませんでしたが、めんどうなので「すごいですねー!」で済ませたことは言うまでもありません。

真偽のほどは定かではないですが、少なくとも2人の自慢話は疑わしいということになります。
飲み屋での自慢話は、話半分に聞いた方がよさそうです。

めんどくさいお客様②巻き物LINE男

水商売の仕事には、お客様とのLINEも含まれています。

店にいないときでも、営業LINEを送ったり、送られてきた内容に返信したりと意外と時間を使います。
そのなかで、ちょっと返信に困るLINEを送ってくる男性客がいました。

ご来店の翌日に、必ず昨日の感想を送ってくるのですが、毎回スクロールを何度もするほどの長文なのです。
あまりの長文に、女の子たちはそのLINEを“巻き物”と呼んでいたほど。

かなりの飲酒量であったとしても、会話の内容や来店客の顔ぶれ、他のテーブルの様子まで覚えていて、こと細かに昨日の店内の流れとその感想が記されているのです。
まるで学生が提出するレポートのようです。

そのあまりの長さと充実した内容に、こちらは何を返せばいいのかわかりません。
“巻き物”に対してひとことで返すのも失礼な気がして、毎回悩まされていました。

今でもきっと、会社でいい議事録を作っていそうだなと想像しています。

◆Natsuko Ota 大阪在住。 過去に高級ラウンジから下町のスナックまで様々な形態の水商売経験あり。 あらゆる職業•属性の人と接してきたため否応なしにコミュ力を鍛えられてきました。 現在も、性別年齢問わず毎日かなり多くの人と話す機会があり、人間観察能力もかなり高いと自負しております。 観察眼を生かした鋭い分析力で楽しく執筆していきます。

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