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賢い子どもに育つ! 元国語教師が気づいた、童謡がもたらす驚くべき効果

  • 2024.11.24

こんにちは。知育で娘を3歳でIQ130まで伸ばした、賢い子の育て方について発信している、まーやです。私が小さかった頃、母は私によく歌ってくれた記憶があります。母が歌う姿が大好きで「もう一回歌って」とよくねだりました。そのような記憶が残っているからか、私も娘にはたくさん童謡を歌ってきました。だからなのかは分からないですが、娘は歌が大好き。「聞いたことのない歌だなぁ」と思っていると「これは私が作った歌なの」と娘オリジナルの歌を聞かせてくれることも。今回は、童謡に親しむことで生まれる効果についてお話しします。

童謡の驚くべき効果とは

歌は大好きなのですが、歌詞があいまいな私。夫によく「その歌詞、違うよ」と突っ込まれることが多いので、娘が生まれた時に童謡のCDを購入しました。歌詞まで正確に歌いたかったからです。娘を抱っこしながら、歌詞カードを片手によく歌っていました。歌っていると「こんな歌だったのか!」と新しい発見をすることが多く、童謡の面白さに驚くことも多かったです。例えば『おもちゃのチャチャチャ』の歌詞。「チャチャチャ♪」のリズムが印象的な歌ですよね。歌詞の1番は、夜におもちゃたちが動き出すところから始まります。2番は、いろんなおもちゃたちが楽しそうにしている様子が描かれ、3番は朝日が昇り、おもちゃたちがおもちゃ箱に帰っていく、そんな一連の物語になっているんですよね。改めて、童謡なのに起承転結のようなストーリーになっている面白さに気付きました。童謡の『うらしまたろう』も違う面白さがありました。物語として知ってはいたものの、童謡を最後まで聞いた時、感動すらした覚えがあります。”乙姫様の ご馳走や 鯛や平目の 舞い踊り (おとひめさまの ごちそうや たいやひらめの まいおどり)”これは2番の歌詞なのですが、竜宮城のきらびやかな世界を童謡で表わす表現力。そして、先ほどの歌詞の音数を数えてみてほしいのですが、歌詞全体を通して、音数が7音と5音の繰り返しになっているんです。短歌や俳句が5音と7音で詠われてきたことからも分かるように、5音と7音の音数は日本人が心地よいと感じる音のリズムです。音の響きの美しさを童謡で表現しているなんて!と感心せずにはいられませんでした。小さい頃から、童謡に親しむことで自然と語感が磨かれることは想像に難くないですよね。そんな童謡の効果はたくさんあるのですが、やはり一番は美しい日本語にたくさん触れられることではないでしょうか。先ほどの『うらしまたろう』の歌詞にある「舞い踊り」は普段は絶対使わないですよね。そんな美しい日本語が童謡にはたくさん出てくるんです。また、小さい頃から童謡を聴くことで語彙力も上がります。みなさんは、好きな歌が自然と口から出ることはありませんか?歌(童謡)は、脳の音楽分野と言語分野を刺激するので、自然と言葉を覚えやすいのです。言葉の意味は分からなくても自然と吸収している。それが童謡の魅力なんですよね。語彙をたくさん知っているほど、IQは上がりやすいので、童謡は賢さの土台作りにもつながっていると言えるでしょう。

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わが家の童謡の取り入れ方

わが家は娘が0歳の頃からよく歌ってきましたが、散歩の時に歌うことが多かったです。季節に関する歌や、娘の目に入ったものを逃さずに童謡へつなげていました。歩いている時に紅葉を見つけたら「緑の葉っぱが赤くなってきれいね」と言いながら『まっかな秋』を歌い、鳩が歩いていれば「ぽっぽっぽー」と歌い、どんぐりを拾い集めに公園に行けば「どんぐりころころ♪」とひたすら歌っていた記憶があります(笑)。実は童謡は、小学校の音楽の教科書にも載っているものも多いんです。元教員だった私は、娘がいろんな童謡に触れることで、小学生になった時に「この歌知ってる!」と、音楽を好きになるきっかけになればいいなと下心も持ち合わせながら歌っていました(笑)。また、季節のイベントも童謡を取り入れるチャンス。節分やひな祭り、七夕やクリスマスにお正月。童謡は季節のイベントに関連するものがたくさんあるんだなぁと子育てをして初めて気付きました。いろんな歌を親子で歌えたら素敵ですよね。家では童謡をかけ流しすることも。娘のリクエストに合わせて童謡や聞きたい曲をかけています。夕飯は娘と二人で食べることが多いのですが、好きな童謡が流れていると会話も弾みますよね。我が家では、こんな風に負担なく童謡を取り入れるように意識しています。

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「愛されている」実感が、全ての土台につながる

童謡には賢さの土台につながる効果がたくさんありますが、親子の絆が深まることが最も大切な効果だと感じています。大好きなママが自分のために歌ってくれるかけがえのない時間は、子どもにとって至福の時ですよね。私は娘と寝室に行く時によく『ゆりかごのうた』を歌っていました。今では歌うことが少なくなりましたが、この歌が流れると「これ好きなの」と言います。おそらく、寝る前に歌ってくれた心地よさを体が覚えているのでしょう。子どもに歌う時はイライラや怒りの感情を抱えながら歌うことは滅多ありませんよね。おそらく穏やかな気持ちで歌うことが多いはずです。そんな心地よい空間と、ママが自分のために歌う時間は、親子の愛着が深まる大切でかけがえのないひととき。何より子どもにとって「自分は愛されているんだ」と実感することは、自己肯定感を高め、いろんなことに挑戦する原動力になります。私は、インスタグラムで0歳から6歳までの家でできる賢さの土台作りについて発信しています。「自分の子どもに小さい時にたくさん歌を歌ったのに覚えてないんですよ」というフォロワーさんからの声が寄せられることがありますが、子どものために親がやってきたことは絶対無駄ではないとお伝えしているんです。確かに、子どもは親がやってきた一つ一つのことを覚えてはいません。ですが、乳幼児期にやっていることは、例えば畑の土を耕していることと同じ。いい土になるようにしっかり耕しているからこそ、きちんと植物が育ち実がなると思っています。子育てもすぐに結果は出ませんが「今はわが子の心の土を耕しているんだな」と思いながら、焦ることなく気長に楽しく取り組んでいきたいですね。

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Instagram:まーや(@ma_ya.chiiku)

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