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冷房18℃か暖房25℃を死守する義母。それで「暑い寒い」と騒がれても<頑張り過ぎない介護>

  • 2024.11.24

一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。天気が悪く、雷雨がひどかったある日。近くで雷が落ちたようで、まる子さんの家では瞬間停電が起きました。その影響で、一部の家電はリセット。どうやら義母の部屋のエアコンも消えたらしく、部屋に呼ばれて行くと「エアコンつけて」と義母からの要求が。まる子さんは、目の前にリモコンがあるのに!? と不思議に思ったものの、それは義母がリモコン経由で感電するのを怖がっていたからだと気づきました。そこで、悪い嫁モードを発動させて、しっかりサポートをしながら義母自身にリモコンを操作させたのでした。もちろん、感電することはなくエアコンは無事に起動しました。

雷が落ち着くと、夕飯の支度をしているまる子さんのもとへやってきた義母。何か用があるのかと思いきや、デイケアへの文句を延々と言い始めました。しかしまる子さんは、デイケアに行くことになったのは、義母が直腸脱(おしりから腸が飛び出す病気)の手術をしないと決めたからだとバッサリ。すると今度は、夫にデイケアに行く回数を減らしてほしいと懇願しましたが、夫もこれを却下。諦めの悪い義母は、体調不良を理由にデイケアへ行くのを渋りますが、熱もなく気になる症状もないため、まる子さんは予定通りデイケアに送り出しました。

湿布に頼り過ぎ……!?

朝、義母の部屋に行くと、暑くて寝られなかったと言われました。

とにかく暑いようで……。

言われた通り、敷き毛布は洗濯して押入れに片づけました。

しかし、今度は寒いと言いだして……。

どうにかしろと言うのは簡単ですけどね……。

無限ループの予感がしてきました。そこに、横で会話を聞いていた夫が登場。

義母を叱ってくれました。

しばらくして、夫に呼び出しコールが。

義母がよく訴えるこの症状ですが、義母は湿布を貼ればラクになると信じています。

夫は渋々貼ったものの、これが良いとは思えません……。

朝、義母の部屋に行くと「昨日は暑くて寝られなかった」と言うので、寝具を変えることに。部屋にはエアコンがありますが、冷房18℃か暖房25℃という極端な使い方をしていて、あまり意味がありません。私がこっそり温度を調整しても、結局自分で設定し直しているようなので、義母のこだわりの1つなのかもしれません。だから、せめて寝具で調整できればと思っていたのですが……。

結局、暑いと寝られなかったと思えば、エアコンの風が身に染みて寒いと言い、寝られないアピールが続きました。義母は、「寝具をどうにかしてちょうだい」と簡単に言いますが、どうにかと言われても……。そんなやりとりを横で聞いていた夫が、呆れたようにエアコンの使い方について義母に注意し、とりあえず話は終了……したと思ったのですが。

しばらくして、夫の携帯に義母から呼び出しコールが。夫が部屋に行くと「心臓がドカドカする」と訴えてきて、体に湿布を貼るように言ってきたようです。湿布は心臓や気管支の不調に対しては効果がないと医師に言われていますが、義母には関係なし。とにかくラクになると信じて聞かないので、夫も渋々ながら貼るしかありませんでした。

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体感温度は人それぞれですが、さすがに冷房18℃か暖房25℃は極端すぎるかもしれませんね。でも、こっそり設定しても戻しているようなら、そこは譲れないポイントなのでしょう。病は気からという言葉もあるくらいなので、自分が良いと信じていることをして過ごすのが一番なのかもしれません。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように!


著者:マンガ家・イラストレーター まる子

ベビーカレンダー/シニアカレンダー編集室

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