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江原啓之「肉体はこの世だけのもの。あの世では関係のないことです」

  • 2024.11.24

スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。

11月17日(日)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。

江原啓之

<リスナーからの相談>

私には81歳になる義理の母がいます。8月はじめに重病にかかり、心肺停止になりました。私はそのまま見送りたかったのですが、義理の父や息子が延命処置を希望して、生命維持装置につながれ、一命をとりとめました。その後 順調に回復しましたが、後遺症で左手と右足の血流が悪化してしまい、切断しなくてはならなくなりました。

命と引き換えに義母の手足がなくなるかと思うと、かける言葉がみつかりません。あのとき、生命維持装置をつけなければ、こんなに苦しい思いをさせなくて済んだのに……と、後悔が残ります。これからどんな気持ちで接すれば良いのでしょうか。

<江原からの回答>

江原:お母さまが延命について、どう考えていたかが大事だと思うんです。本来でしたらエンディングノートなどに記しておくべきでしたし、本人の意志を尊重せずに何かしたのだとしたら、嫌な言い方になってしまいますが、それは子どもたちの越権行為(えっけんこうい)です。お母さまもそうした考えを記しておいていただければ良かったのに……と感じてしまいます。

もう1つ。腕や足を切断したとしても、向こうの世界(あの世)では関係のないことだと申し上げておきます。肉体はこの世だけのもの。だって日本では、最期にはみんな燃やしちゃうでしょう? では火葬したら、向こうに逝ったら身体がないのかというと、そんなことはないんですよ。インチキな人で「この世で手足を切ったら、あの世に逝っても手足はない」なんて言う人がいますが、そんなことあるわけないです。死後は幽体になるので、たとえ手足を失った人でも、向こうでは健全です。

相談者さんも不安だと思いますが、最期に少し延命したからといって大きな差はありません。人生は瞬きみたいなものです。お母さん自身は、義理の父や息子さんの考えでそうなったことについて、恨むのではなく1つの愛と思って受け止めているかもしれませんしね。

奥迫協子、江原啓之

●江原啓之 今夜の格言

「すべては、幸せに変える意味があります」

<番組概要>

番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り

放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55

出演者:江原啓之、奥迫協子

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