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「お兄ちゃんと離婚して!」50歳の妹に離婚話を代弁させる年上夫 → まさかの離婚理由に衝撃!

  • 2024.11.23

若い頃は、年上男性の包容力に魅力を感じる人も少なくありませんよね。
これは年の差婚をした知人のA子から聞いたとんでもない年上旦那の話です。

画像: 「お兄ちゃんと離婚して!」50歳の妹に離婚話を代弁させる年上夫 → まさかの離婚理由に衝撃!

19歳の年の差婚……その先に待っていた結末とは!?

私が21歳の時、当時40歳だった塾講師の夫からの猛アピールの末、19歳差の年の差結婚をしました。
その後夫は塾講師を辞め、私の友人B子の旦那さんが務めている会社に転職。
順調に出世し、私も共働きでそれなりに稼ぎがあったため順風満帆な結婚生活を送っていました。
しかし結婚10年目を迎えた頃には、仕事が忙しいからとなかなか家に帰って来なくなり、子どももいなかったため孤独な時間が増えていったのです。

するとある日突然、年に1度会うか会わないかというあまり関わりのなかった義妹(50歳)から急に呼び出されました。
「話があるからとりあえず来てほしい」とのことで、何かあったのかと急いで義妹の自宅に向かいました。
すると、そこには仕事で遅くなると言っていた旦那の姿がありました。
「どうしたの? 何してるの?」
と聞いてもなぜか目も合わせず一言も喋りません。

すると義妹は旦那を隠すように私の前に座りこう言ったのです。
「もういい加減お兄ちゃんと離婚してあげてちょうだい!」
旦那から離婚の話など1度も聞いたことはなく、寝耳に水だった私は頭が真っ白に。
義妹「お兄ちゃんから全部聞いてるから! とにかく離婚して!」と。

義妹が旦那から聞いた話と言うのは、私がわがまますぎて手に負えないとか、散財しすぎるからお金が無いとか……。
とにかく「あなたが悪いんだから離婚しろ!」の一点張り。
まったく心当たりのない私は旦那に向かって「どういうことなの!?」といくら聞いても義妹の後ろに隠れてうつむいたまま一言も喋らないのです。
突然のわけのわからない離婚話にも衝撃を受けましたが、何より52歳にもなって50歳の妹に離婚話を代弁させる夫にあ然。
「自分で話せないなら、心当たりも話すこともないので帰ります。」と席を立ちました。
その際も出ていく私の背中に向かって、義妹が「クズ嫁」やら「弁護士雇うから」など罵詈雑言を叫んでいました。

旦那が突然切り出した離婚……その驚きの真相とは!?

家に帰ってからも頭は混乱したままで、旦那にLINEをしても既読無視。
困り果てた私は友人のB子に相談することにしました。
「なんか急に離婚って言われたんだけど、全然心当たりなくて……何か知らない?」
すると、B子の口から驚きの言葉が。
「本当かどうか分からないんだけど、なんか毎日キャバクラに通い詰めてるって会社でウワサになってるみたいだよ。」
それを聞いた私は急いで夫婦で貯金していた銀行の残高を確認すると、なんと貯金額が半分になっていたのです。
ここで私の怒りは頂点に!
「あなたの言うとおり離婚の手続きをしたいから家に来て欲しい」と旦那を呼び出しました。
半分の額になった通帳を前に言い逃れ出来ない旦那はあっという間に全てを白状し、キャバクラ通いも認めその場でキャバ嬢とのLINEを確認。
すると22歳のキャバ嬢に相当入れ込んでいたようで、「もうすぐ離婚するから結婚して欲しい!」とLINE上で結婚を迫っていました。
私が30歳を過ぎた頃からなんだか素っ気なくなった理由は、新しく若い子を見つけたから。
そんなことなど誰にも言えるはずもなく、義妹に嘘まで付き、離婚を切り出してきたようなのです。
色々と気持ちが悪すぎて速攻で離婚を決意した私は、旦那を連れて義妹の家へ乗り込み、2人を並ばせ言いたいことを全部ぶち撒けて、その場で慰謝料を払うことを約束させました。
2人はうつむいたまま、ただただ頷くばかり。その顔を見ただけで少しスッキリしました。
その後、無事に離婚し、旦那は会社でも白い目で見られながら今でも義妹の家で生活しているそう。
あれから5年経ちましたが、現在私は同い年の男性と再婚し子どもにも恵まれ、とても幸せに暮らしています。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:かたひらむぎ
大手マスメディアに勤務し、結婚を機に退職。現在は2児を育てる専業主婦ライター。家族や友人など、波乱万丈な人生を送る人たちに囲まれ、取材対象に。インタビューを行う中で「事実は小説よりも奇なり」を実感。体験者のリアルな思いを読者に届けるべくltnで活動中。

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