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免疫4大トラブルを緩和!知る人ぞ知る「酢酸菌にごり酢」とは?

  • 2024.11.23

11月25日に制定された「いいにごり酢の日」の記念セミナーに参加しました!

江戸時代ごろに流通していたと言われる、にごり酢に多く含まれる「酢酸菌」。会では、お酢や食事、医療の専門家が登壇し、本セミナーのメインテーマとなる「酢酸菌にごり酢」について様々な視点からご紹介されました。

酢酸菌とは??

酢酸菌にごり酢
出典:beautyまとめ

「酢酸菌ライフ」参画企業であるキユーピーの奥山さんと庄分酢の高橋さんが登壇し、「酢酸菌にごり酢」についてご紹介。

出典:beautyまとめ
酢酸菌にごり酢
出典:beautyまとめ

「酢酸菌」とは、お酢を作るときに必要不可欠な存在で、アルコールからお酢の成分である酢酸を作る菌の総称とのこと。

ただ、よく見る透明なお酢には酢酸菌は含まれておらず、江戸時代ごろのお酢は酢酸菌が含まれた“にごり酢”だったと言われています。酢酸菌は、全身の免疫を整えたり花粉症などのアレルギー症状を緩和する働きなどが臨床研究により報告されているとのこと。

体調管理が一層重要となる冬本番に備えて酢酸菌を豊富に含むにごり酢は注目大です…!

そもそも江戸時代の食文化ではお酢はどんな存在?

酢酸菌にごり酢
出典:beautyまとめ

江戸料理文化研究家/時代小説家の車先生によると、江戸時代は戦いから安泰の時代への転換があり、1日2食から3食食べるようになったそうです。さらに割烹料理の基本が構築され、お酢も嗜好品から徐々に広がった時代だったとのこと。当時の人々は、酢漬けやなます、ぬたなど、様々なお酢料理を楽しんでいたようです。

江戸時代後期になると、お酢はますます大衆化され、握り寿司が誕生する流れに。お酢は江戸時代の食革命の代表格であったことがわかります。

歴史的な書物からも、酢酸菌にごり酢は、江戸当時の製法が伝承しており、いわば江戸グルメが令和の現代に復刻しているとのことですよ!

酢酸菌の持つ効果に期待

酢酸菌にごり酢
出典:beautyまとめ

続いてイシハラクリニック 副院長の石原先生も加わり、酢酸菌の免疫・腸活パワーに関して専門家の立場からご紹介。

石原先生も、伝統食の中でも注目したいもののひとつに酢酸菌をあげられ、酢酸菌が風邪、花粉症、疲労、倦怠感の免疫4大トラブルを緩和すると解説されました。酢酸菌を摂ることで、免疫細胞を活性化し、乳酸菌、納豆菌などの発酵菌との相乗効果があり、腸活にも好影響と、素晴らしい特徴がたくさんあるんだとか。

風邪様症状に対する効果や、鼻詰まりの不快感への改善も見られたり、便秘や便性状が改善されるといった調査結果もご紹介されました♡

うま酸っぱいグルメを手軽に!アレンジ自在のにごり酢

酢酸菌にごり酢
出典:beautyまとめ

最後に、にごり酢を愛する料理家・発酵マイスターの榎本さんが登壇。榎本さんは、「いいにごり酢の日」を記念し、本イベントが行われた八芳園のシェフ監修「酢酸菌にごり酢メニュー」のからだに嬉しいポイントを解説されました。

酢酸菌にごり酢
出典:beautyまとめ

「フムスと魚介のタルタル にごり酢マヨネーズ」では、腸活にうれしい食物繊維が豊富なひよこ豆のフムスと自家製にごり酢マヨネーズを使用した一品。

酢酸菌にごり酢
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「納豆と魚介を乗せた江戸川玉川屋うどん」は、にごり酢を活かした出し汁のぶっかけうどん。納豆菌と酢酸菌の相乗効果を得られるメニューです。

酢酸菌にごり酢
出典:beautyまとめ

にごり酢でつくられた「本鮪の握り寿司」では、特別な寿司シャリ仕立てに。

どれもやさしいお酢の酸味が感じられ、お酢好きも苦手な方も楽しめる味わいでしたよ!今回は、来る11月25日の「いいにごり酢の日」を目前に、にごり酢、酢酸菌の可能性をご紹介しました。

おいしく、手軽に、取り入れたいにごり酢を是非チェックしてみてくださいね!

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