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Number_i、Da-iCEら初出場!NHK紅白に見る「国内&国外ボーイズグループ」勢力図の変遷

  • 2024.11.23

「第75回NHK紅白歌合戦」出場歌手発表!

破竹の勢いで飛躍を遂げたNumber_i/(C)日刊ゲンダイ
破竹の勢いで飛躍を遂げたNumber_i/(C)日刊ゲンダイ

11月19日、今年の大晦日に放送される「第75回NHK紅白歌合戦」(NHK総合ほか)の出場歌手が発表されました。

ボーイズグループの初出場組としては、元King & Princeメンバーで今年元日にデビューした平野紫耀さん(27)、神宮寺勇太さん(27)、岸優太さん(29)からなる3人組・Number_i、4オクターブを操る大野雄大さん(35)、花村想太さん(34)のツインボーカル擁する5人組・Da-iCE、BTSと同じ事務所に所属するK-POPの5人組・TOMORROW X TOGETHERが挙げられます。

これに加え、BE:FIRST、JO1がそれぞれ3回目の出場を決め、白組全21組中5組がボーイズグループとなりました。

数多くのグループを出場させてきた現STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所。以下、SE社)は、昨年、創業者問題で出場者がゼロとなり、今年はNHK側からのオファーがあったものの、全グループが出場を見合わせることになったようです。

こうした前提も踏まえつつ、紅白における直近3年のボーイズグループ割合の変遷について見ていきたいと思います。

【こちらもどうぞ】滝沢秀明社長の超辣腕!Number_iが紅白内定、大阪万博にも“参戦”…TOBEタレント快進撃の背景

【2022年のボーイズG】SE社6組、非SE社国内1組、日韓1組

まず、2年前の2022年「第73回NHK紅白歌合戦」には、関ジャニ∞(現SUPER EIGHT)、KinKi Kids、King & Prince、SixTONES、Snow Man、なにわ男子と、6組のSE社グループが出場していました。

そこに当時初出場だったBE:FIRST、JO1を加えた全8組がボーイズグループです。BE:FIRSTはSKY-HI設立のBMSG所属、JO1は日韓の合弁会社LAPONEエンタテインメント所属。ボーイズグループを大きく分類すると、SE社が6組、非SE社国内グループが1組、(完全なK-POPではない)日韓グループが1組でした。

【2023年のボーイズG】非SE社国内1組、日韓1組、K-POP2組、SE社不在

昨年の「第74回NHK紅白歌合戦」には、前述の通りSE社が出場していません。ボーイズグループとしては、BE:FIRST、JO1、K-POPのStray KidsとSEVENTEENの全4組が出場しました。

大きく分類すると、非SE社国内グループが1組、日韓グループが1組、K-POPが2組で、ややK-POPが優勢になっています。

【2024年のボーイズG】非SE社国内3組、日韓、K-POPともに1組ずつ、SE社不在

今年の紅白には、冒頭で挙げたようにNumber_i、Da-iCE、BE:FIRST、JO1、TOMORROW X TOGETHERの全5組が出場します。

Number_iは滝沢秀明氏設立のTOBE所属、Da-iCEはエイベックス・マネジメント所属なので、大きく分類すると、非SE社国内グループが3組、日韓グループが1組、K-POPが1組。SE社不在ながら、国内ボーイズグループが勢いをつけています。

【2022年のガールズG】国内2組、K-POP4組

同じく直近3年のガールズグループとも比べてみましょう。2022年は乃木坂46、日向坂46、IVE、TWICE、NiziU、LE SSERAFIMと全6組のガールズグループが出場。全員日本人でも所属が韓国の事務所である場合をK-POPとして、大きく分類すると、国内グループが2組、K-POPが4組でした。

【2023年のガールズG】国内3組、K-POP3組

2023年は乃木坂46、櫻坂46、新しい学校のリーダーズ、NiziU、LE SSERAFIM、MISAMOと全6組のガールズグループが出場。大きく分類すると、国内グループが3組、K-POPが3組でした。

【2024年のガールズG】国内2組、日韓1組、K-POP3組

今年は乃木坂46、櫻坂46、ME:I、ILLIT、TWICE、LE SSERAFIMと、3年連続で全6組のガールズグループが出場。ME:IはJO1と同じ所属事務所なので、大きく分類すると、国内グループが2組、日韓グループが1組、K-POPが3組。ボーイズグループと比較すると、やや韓流が優勢になっています。

一年を締めくくる大晦日、推しの活躍に期待

前後期朝ドラヒロインの司会2人にも注目/(C)日刊ゲンダイ(写真:iStock)
前後期朝ドラヒロインの司会2人にも注目/(C)日刊ゲンダイ(写真:iStock)

SE社から毎年多くのグループが出場した頃に比べると、ボーイズグループはJ-POP、K-POPに関わらず、どのグループにも紅白出場の可能性が増えたように感じます。

一方、SE社所属グループは昨年に続き、今年も各グループ、ライブや生配信などでそれぞれファンと共に過ごすようです。メンバー本人やファンがこの形を望むなら、これが続いていいと思いますし、本人やファンが紅白出場を望むようになれば、また紅白に戻ってくるかもしれません。

いずれにせよ、ボーイズグループ、ガールズグループも多様化し、また表現の仕方も様々になりました。

どんな形でも、一年を締めくくる大晦日に、推しの活躍が見られれば、ファンはまた次の年に向けモチベーションを高めていくのではないでしょうか。

推し活に勤しむ筆者としては、紅白を目指す推しの願いは叶って欲しいと思いつつ、紅白出場有無に関わらず、推しが頑張って来たことは絶対に否定されるものではないと思います。

紅白出場だけに左右されず、自分達らしさを貫く姿勢はどんなアイドルも美しいことに間違いありません。

来年もまたそれぞれのグループがどんな輝きを見せるのか、期待したいと思います。

(こじらぶ/ライター)

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