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今あらためて読みたい!朝読書にもぴったり「谷川俊太郎さんの名作」おすすめ5冊

  • 2024.11.23

詩人 谷川俊太郎さんの訃報が届き、彼の詩が与えてくれた感動や気づきを改めて思い返している方も多いのではないでしょうか。心温まる言葉の数々は、朝時間.jpにおいても、たくさんのインスピレーションを与えてくれました。

今回は、これまで2,800冊を超える朝読書におすすめの本を紹介してくれている、編集者まっこリ〜ナさんの連載「朝読書のすすめ『まっこリ~ナのCafe BonBon』」から、今読み返したい!朝読書におすすめの「谷川俊太郎さんの名作」5冊を厳選しました。

あなたの心を動かす一冊が見つかるかもしれません。彼の詩に親しんだことのある方も、そうでない方も、ぜひ手に取ってみてください♪

1日の始まりに読みたい「谷川俊太郎」さんの名作5冊

【1】『これが私の優しさです』 (著者:谷川俊太郎/出版社:集英社)

谷川俊太郎さんが独自の言葉の感性で「優しさ」や「人間らしさ」といった、普遍的で深いテーマを書き出しています。読む人それぞれが自分の生活や体験と重ね合わせられるような詩は、気持ちが沈んだ時や誰かを思いやりたいとき、そっと手に取りたくなる一冊です。

日本を代表する詩人・谷川俊太郎の代表作を収録した傑作集。谷川俊太郎さんが書いたいくつもの朝。生き生きと優しい風景は、まっさらな一日のはじまりに読みたい一冊です。(byまっこリ~ナさん)

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(参考:まっさらな一日のはじまりに読みたい詩集『これが私の優しさです』)

【2】『あさ』 (文:谷川俊太郎/写真:吉村和敏/出版社:アリス館)

シンプルで力強い言葉が、朝の新鮮さや静けさ、そこに広がる可能性を鮮明に伝えます。「あさ」という言葉が持つ清らかさや明るさが詩全体を通じて感じられます。

いくつものおはよう、朝の光、朝の音。毎朝、同じことをしても新しい。すべてがこれからはじまって、おわるのは夢だけ。

詩人の谷川俊太郎と写真家の吉村和敏がコラボレーションし、さまざまな朝を美しい言葉と写真で表現した本です。名詩「朝のリレー」も収録しています。目覚めたら本をめくってまぶしい朝を感じたい。(byまっこリ~ナさん)

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(参考:朝を祝福する本『あさ/朝』)

【3】『生きる』 (詩:谷川俊太郎/絵:岡本よしろう/出版社:福音館書店)

元々は教科書にも掲載され、広く親しまれてきた詩「生きる」に、岡本よしろうさんのイラストを合わせて絵本にした一冊です。短い詩の中に、生命への感謝や希望、日常の喜びが詰まっています。子どもと一緒に「生きる」ことについて考えたい人にもおすすめです。

何気なく過ぎる時間のなかに、かけがえのない「いま」があると気づきます。夏の光や匂いは、生の喜びをとりわけくっきりと感じさせてくれるのかもしれません。ページのすみずみまで細やかに描かれた人びとや風景をいつまでも眺めていたくなります。(byまっこリ~ナさん)

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(参考:【日曜日の絵本】谷川俊太郎の詩が絵本に!いま生きているということ)

【4】『空の青さをみつめていると 谷川俊太郎詩集I』 (著者:谷川俊太郎/出版社:KADOKAWA)

詩人ならではの感性で「空の青さ」という日常の中の普遍的な美しさや、そこから広がる思索を描いた詩集です。この本は、彼が長年紡ぎ続けてきた詩の中でも特に「空」や「自然」、「人間の存在」といったテーマを深く見つめた一冊として知られています。

心が揺れるときは、谷川俊太郎さんの詩集を手に取ります。朝の光のなかで読むと、空が少し近くなった気がするのです。

いまこのとき、誰かと、あの人と、みんなで、再び一緒にしたいこと、できることを詩を読みながら想っています。おにぎりを一緒に食べたい。そして星を一緒に眺めたい、きっと。(まっこリ~ナさん)

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(参考:朝読書にオススメ。谷川俊太郎さんの詩『空の青さをみつめていると』)

【5】『つまらない日も楽しくなるスヌーピー』 (著者:チャールズ・M・シュルツ/訳:谷川俊太郎/出版社:祥伝社)

人気キャラクター・スヌーピーが登場するコミック「ピーナッツ」から、日常を楽しく過ごすためのヒントやメッセージを抜粋・編集した一冊です。谷川俊太郎さんは詩人ならではの感性で、キャラクターたちの会話を日本語に翻訳。子どもから大人まで楽しめる訳文になっており、谷川俊太郎さんの作品に触れたことがない方でも、自然とその言葉の美しさや面白さを感じ取ることができます。

ちょっぴりゆううつ、気分がのらない。そんなときは、スヌーピーたちの仲間にそっと入れてもらおう。

「今日もいい日だったよね?」とスヌーピーに聞くチャーリー・ブラウン。「明日何かしたいことあるかい?」の問いかけに、スヌーピーは「何か変わったことしてもいいね‥」「明日はピザの前にジェリー・ドーナッツ食べよう‥」。大好きな食べ物のことを考えれば、明日もいいことあると思えてきます。今日よりもきっと。

なかなか起きられない朝、眠れない夜に、お布団のなかでの読書にもオススメです。(byまっこリ~ナさん)

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(参考:ちょっと憂鬱な時にオススメ『つまらない日も楽しくなるスヌーピー』)

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谷川俊太郎さんの言葉は、朝の静かな時間にそっと寄り添い、心を温めてくれます。

一日の始まりに読むことで、その日一日をポジティブに過ごすためのエネルギーをもらえるかもしれません。ぜひ秋冬の読書に読んでみてくださいね♪

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