服のシワ伸ばしを緊急でしたい!
外出前や出先で服にシワがついたときなど、緊急で服のシワを伸ばしたいときはアイロンがない時がほとんど。
では、アイロン以外でどのようにシワを伸ばせば良いのでしょうか。
シワは、アイロン以外でも便利なグッズやアイロンの代用品などで伸ばすことができます。
Tシャツなど、服にシワができる理由とは
Tシャツやブラウスなど、緊急時に気になる服のシワ。
服にはどうしてシワができるのでしょうか。
シワになりやすい素材である
Tシャツやズボンなどの服の素材は、シワになりやすいものとそうでないものがあります。
天然繊維では綿や麻、化学繊維は比較的シワになりにくいものの、レーヨンやキュプラはシワになりやすい素材です。
これらの繊維は水に触れると縮んでしまうためシワになりやすく、シワ伸ばしためにも洗濯後はすぐに干すようにしましょう。
折り癖やたたみ癖がついている
折り返す場所が決まっている、一部分を結んでいる、たたみ癖があるものなどは、繊維に癖がついており、服のシワができやすくなることがあります。
服を収納する際は、畳むよりも吊して収納するとシワができにくくなります。
家にアイロンがない時にできる対処法
家にアイロンがない時や、外出先でアイロンがない時にできる緊急のシワ伸ばし対処法を紹介します。
浴室にかけておく
お風呂あがりの湿気のある浴室は、アイロンがない時の対処法に使えます。
浴室にたまった蒸気がスチーマーのかわりになり、重みとともにシワ伸ばしに役立ちます。
吊るしておくだけなので、忙しい朝の支度の際にもおすすめです。
水で濡らして天日干し
Tシャツなどに小さいシワが付いているときは、シワの部分を水で濡らして、天日干しするだけでシワが目立ちにくくなります。
時間が少しかかりますが、大きな手間もなく、アイロンがない時のシワ伸ばしに便利に使える対処法です。
ホットタオルで天日干し
強力についたシワは、ホットタオルと天日干しで対応できます。
水にぬらしたタオルをラップに包み、電子レンジの500Wで1分強温めます。
シワをのばし、シワ部分にすぐにホットタオルを乗せてしばらく置きます。
繊維に水分が行き渡ったら、天日干しかドライヤーで乾かします。
ドライヤー温風
ドライヤーの温風も、服についたシワ伸ばしに有効な対処法。
シワ部分を水にぬらしてからシワを伸ばし、ドライヤーの温風を当てます。
アイロンがない時でも手軽にでき、最後に冷風を当てておけばシワ伸ばしだけでなく、シワが戻りにくくすることもできます。
衣類スチーマーを使う
衣類用のスチーマーは、シワ伸ばしと除菌や消臭効果が同時に期待できる優れものです。
携帯席に優れた軽量のスチーマーも多数あり、ひとつあると、外出先や忙しい朝など、すぐにシワを伸ばしたいときにサッと使えて便利です。
外ですぐできる服のシワ伸ばし
外出先でシワに気付いたら、すぐに伸ばせないと思っていませんか。
外出先で気付いたシワをすぐに伸ばせる対処法があります。
水で濡らすだけ
外でアイロンがない時に手っ取り早く服のシワを伸ばしたいなら、シワを水で濡らすのがおすすめです。
シワを水で濡らして、乾く前に叩いてしっかりシワを伸ばしておくのがポイント。
弱いシワなら、すぐに目立ちにくくできます。
シワ取りスプレーを使う
シワ取りスプレーに含まれるシリコンは、シワを伸ばすのに役立ちます。
シワの周囲にまんべんなくスプレーし、吊るして10秒程度乾かすだけでシワが伸びます。
シワになりやすいTシャツや服が多い人は、シワ取りスプレーを1本常備しておくと便利です。
ヘアアイロンを使う
ヘアアイロンは、衣服のアイロン代わりに使えます。
袖口や襟などをヘアアイロンで挟んでスライドさせるだけで、キレイにシワが伸ばせます。
ただし、ヘアアイロンは高温になるため素材によってはダメージを与えてしまうことも。
洗濯絵表示を確認して、ヘアアイロンの温度設定をすることをおすすめします。
シワになりにくい洗い方・しまい方
洗濯の仕方とシワには深い関係があります。
ここではシワになりにくい洗い方やしまい方を紹介。
シワになりにくい洗い方は、複数を併用するのがおすすめです。
柔軟剤を使う
シワになりにくい洗い方として、柔軟剤の使用がおすすめです。
洗濯で柔軟剤を使うことで、衣服の肌触りを良くするだけでなく、服にシワを付きにくくしてくれます。
服同士のからまりも防いでくれ、洗濯の取り出しやすさも変わります。
下着はネットに入れる
洗濯ネットを衣類に入れるのも、シワになりにくい洗い方のひとつです。
洗濯中の衣服の絡まりもシワを作る原因ですが、ネットに入れることで、衣服同士が絡まりにくくなります。
特に絡まりやすい下着や、袖の長いTシャツ、丈の長いズボンやスカートなどはネットに入れるのがおすすめです。
脱水時間を短縮する
衣服のシワは、洗濯のなかでも脱水中に起こることが多いとされています。
脱水時間を短くすることで、衣類にシワをつきにくくするのもひとつの手です。
脱水時間を短くして、水分の重みでシワを伸ばしながら外で天日干しすると、シワが少なくキレイに仕上がります。
乾燥機を避ける
乾燥機にかけると洗濯物にシワがつきやすくなるため、乾燥機を避けるのもシワになりにくい洗い方のひとつです。
脱水したあとすぐに取り出し、手でしっかりシワを伸ばして干します。
干す前に服を振りさばいておくのもおすすめです。
トップス・ボトムス交互にかける
Tシャツやズボンなどの収納方法も、シワのできやすさに影響します。
形状が同じものを並べると、擦れてシワになりやすくなってしまうからです。
Tシャツのあとはズボンを干すというように、トップスとボトムスは交互にかけるのがおすすめ。
また、ボトムスは逆さ吊りにするとシワが伸びやすくなります。
畳んだあと重ねない
衣装ケースやタンスの引き出しに衣服を収納するときは、畳んだあと重ねないことがポイントです。
シワの対処法としては、衣類は畳んで立てて並べて収納するのが望ましいでしょう。
重ねないため重みがかかることがなく、シワができにくくなります。
まとめ
シワのある服とシワのない清潔感のあるスタイルでは、印象も大きく変わります。
アイロンがない時でも服に付いたシワを取る方法をよく覚えておきましょう。
日頃からシワになりにくい洗い方を知っておくのはもちろん、ヘアアイロンやシワ取りスプレーなど、緊急でシワが取れるグッズがあると安心ですよ。