深まる秋の一日を絶景の温泉で。椿温泉こまつ。

こんにちは。リビングえひめweb特派員のすみです。

少しずつ秋が深まりお出かけが楽しみな季節になりましたね。今回は松山から少し足をのばして、来年の4月１日から休館が決定している椿温泉こまつに行ってきました。

西条市椿交流館 椿温泉こまつ

一般道からも高速道路上り線下り線からも行くことができます。交流館前に60台分の広い無料駐車場がありますが、ここは一般道からしか行けません。高速道からの場合は下にある高速道用の駐車場に停めて、交流館の裏側から階段を上がって北入口から入ることになります。北入口近くには足湯もありますよ。

営業時間

・午前の部９時～正午（１１時半札止め）

・午後の部１５時～２２時（２１時半札止め）

正午～３時まで一旦休館します。この時間は館内及び駐車場には入れません。

上記の通り、昼間に休館時間がありますのでご注意下さい。そして水曜日（祝日の場合は営業）が定休日になっています。

浴室にはせっけん、シャンプーなどの用意は一切ありません。持参するか、受付前のショップで購入できます。

思わず歓声が

この温泉のお勧めは、なんと言っても浴場からの絶景です。大浴場には一面ガラス張りの大きな窓があり、見える景色は一枚の絵のよう。（写真は休憩室からのものです。） 眼前に道前平野が豊かに広がり、奥には瀬戸内海。燧灘の島々も眺望できます。熱いお湯に身体を沈めて近くの木々の紅葉と海から空へとつづく青のグラデーションを眺めていると、心がほどかれるような心地よさです。

大浴場の横には季節湯がありました。私たちが入浴したときは「紅葉の香湯」でした。他にも「芳醇ワインの香湯」や「かぼちゃの香湯」なんていうのもあります。お湯は定休日をはさんで替わります。

洗い場は13か所。ドライサウナや水風呂もありました。サウナ室にも丸い大きな窓があり、ここからも絶景を望むことができます。

入れ替わります

偶数日は椿湯が女湯、松の湯が男湯。奇数日はその反対で、椿湯が男湯、松の湯が女湯になります。二つのお湯は少しだけ中身が違います。先の季節湯は松の湯にあります。

休館決定

来年（2025年）4月1日から休業が決定していますが、その後のことはまだ未定だそうです。コロナ感染症の影響も大きく今般の諸物価高騰に加えて、平成15年からの営業なので老朽化している施設の改修費用も高騰が見込まれるため、これ以上の営業継続が困難であるとのことです。現在では地域の方たちの利用が多く、また高速道路から直接利用できるハイウエイ温泉としても貴重です。

問題は多いと思いますが、なんとか解決策が見つかって営業再開できることを願っています。これから寒くなるにつれて湯けむりが恋しくなる季節です。休館まで残り4ヶ月ほど。夜景も素晴らしいです。皆さまもぜひご利用下さい。