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松本若菜“美羽”の罪への罰か…田中圭“宏樹”の決断に「想像の斜め上」の声<わたしの宝物>

  • 2024.11.22
宏樹(田中圭)の慟哭に悲しみが広がる (C)フジテレビ
宏樹(田中圭)の慟哭に悲しみが広がる (C)フジテレビ

【写真】美羽(松本若菜)の子どもの秘密をまだ知らない冬月(深澤辰哉)

松本若菜が主演を務めるドラマ「わたしの宝物」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の第6話が11月21日に放送された。娘が自分の子ではないと知ってしまった宏樹(田中圭)。ラストで美羽(松本)に告げた決断に視聴者が騒然とした。(以下、ネタバレを含みます)

男女3人のもつれあう感情を描く“ひりつく大人の恋愛ドラマ”

本作は、夫以外の男性との子どもを、夫との子と偽って生んで育てる「托卵(たくらん)」を題材にした、ひりつく大人の恋愛ドラマ。大切な宝物を守るために悪女になることを決意した1人の女性とその夫、そして彼女が愛した彼、3人のもつれあう感情を完全オリジナル脚本で描く。

托卵という禁断の選択をする主人公・美羽を松本、美羽の夫で大手商社に勤める優秀な会社員だが家庭では美羽にキツく当たり、モラハラまがいの発言をたびたび浴びせている神崎宏樹を田中圭、美羽の中学生のころの幼なじみで、学生時代からお互いに思いを寄せていた冬月稜を深澤辰哉(Snow Man)が演じる。

他人からの「パパ」という言葉に、娘との関係を痛感する宏樹

美羽に何も告げないまま、生後6カ月の娘・栞を連れ出した宏樹。前回放送後の予告映像での海辺シーンに、視聴者の不安が増していた。

宏樹は立ち寄ったカフェに居合わせた夫婦の「パパ」という言葉に、自分が本当の父親ではないことを痛感。娘を抱いたまま一度は海の中に入ろうとしたものの、思い直し、よく通っている喫茶店のオーナー・浅岡(北村一輝)に電話した。

真琴(恒松祐里)が訪ねてきたことで宏樹が行方不明になっていることを知っていた浅岡だが、「おう。何してんだよ、お前、さみしいじゃねぇか! 早くコーヒー飲みに来いよ」と応対。

「俺、バカなことしようとしました」と泣きながら明かす宏樹に、「そうか…ちょっとは落ち着いたか」と言い、「じゃあ、早く帰ってこい」と促した。

宏樹が美羽に下した決断に「想像以上の天罰」の声

一方、いなくなった宏樹の行き先を探ろうとしているなかで、宏樹がDNA鑑定を行っていたことを知り、愕然とした美羽。とはいえ、「私一人の罪だから。一生一人で背負っていく。悪いのは私」と真琴に告げた通りの覚悟をしていた。

だが、宏樹が思いがけない決断を下した。

「謝って許されるなんて思ってない。これは私が決めることじゃない。でも、私は、宏樹と栞と一緒に生きていきたい」と言う美羽に、結婚指輪を外した宏樹は「今すぐここから出てって」と告げた。そして「栞は?」と聞く美羽に、「栞の父親は俺だろ」と自分が引き取ると示したのだ。

「栞は宏樹の子だと思ってる」という美羽の言葉を逆手にとったのは、美羽の罪のためだろうか。いや、浅岡に電話したときの「生まれ変わったら、本物の親子になれるかなって」という言葉からすると、もう手放すことができない“宝物”になってもいるのだろう。

もし美羽が妊娠したときに冬月が死んだと思っていたこと、連絡を絶っていることを明かしたらどうだったのかと思わなくもない。けれども美羽は「私一人の罪」という強い思いがあるから、明かすことはなかったのだ。

複雑に絡み合う感情。その中での宏樹の決断は視聴者にも驚きだった。タイトルがトレンド1位になる反響で、「想像の斜め上を行き過ぎて」「想像以上の天罰」「毎回想像を超える怒涛の展開」と、想像、予測がつかない展開で引き付けている。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

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