【MLB】3度目MVPの大谷翔平、サイ・ヤング賞とのW受賞も視野に「そうなれたら、もちろん最高」　来季への意気込み語る

メジャーリーグ公式は21日（日本時間22日）、今季の年間最優秀選手（MVP）を発表。ナ・リーグはドジャースの大谷翔平投手が投票者30名の1位票を全て集め、3度目の満票受賞。指名打者での選出、3度目の満票受賞はどちらも史上初の快挙となった。
また、ア・リーグはヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が2022年以来2度目の選出。こちらも満票での受賞で、現役最高のスラッガーふたりが揃って栄誉に輝いた。

■「さらに強くなったパフォーマンスを」

公式放送局『MLBネットワーク』に出演した大谷は、打者専念となったシーズンについて「MVPを取りたいみたいな感じでシーズンに入っていないので、ドジャースという新しいチームに来て、早くチームの一員としてファンとチームメートに認められたいなという思いで、特に前半戦はそういう感じでやっていましたね」と振り返った。
「54本塁打、59盗塁」を達成した1年で何を誇りに思うかと問われると、「ワールドシリーズを勝てたのが、一番目指していたところではあるので。僕が代表としてもらった賞だと思っている。また、来年も引き続きチームみんなで頑張れるように、今はリハビリしているので、また復帰してシーズンを頑張りたい」と、来季への意気込みも語っていた。
MVPのみならず、来季期待がかかるサイ・ヤング賞とのW受賞に関しては「そうなれたら、もちろん最高ですし。まずは復帰して、しっかりともう一度、さらに強くなったパフォーマンスっていうのを出して、自信を持ってマウンドに上がれるのがまず目標かなと思います」と、二刀流としてのタイトル独占にも意欲を見せた。