【青山】ミニャルディーズ専門のパティスリー「UN GRAIN（アングラン）」秋冬の新作ケーキをチェック！

2024.12.6

「ミニャルディーズ」はコース料理の最後に提供される小菓子のこと。フランスを始め、ヨーロッパの文化として親しまれています。日本ではまだ専門店は少ないですが、「UN GRAIN」では作り手が繊細な手仕事を施し、幾重にも層を重ねることで作り上げる独自のミニャルディーズを楽しむことができます。「食後に限らず、お客様それぞれの幸せなひと時を作り出す小さくシックなお菓子」が並ぶ素敵なお店に伺ってきました。

秋冬の新作は秋の香りを感じて

今年9年目を迎える「UN GRAIN」。秋冬新商品が登場し、さらにはクリスマス、新年に向けて盛り上がりをみせていました。新作は3品、どれも秋の香り豊かで、濃厚、酸味、軽さなど、それぞれの特徴を生かし、バランスにこだわったものばかり。

CacaO Huète〜カカオウェット/ピーナッツ×チョコレート 660円

ピーナッツを主役にケーキの随所に使用し、チョコレートと組み合わせた濃厚でずっしりとした味わい。ブラウニー、キャラメルと塩を使ったチョコレートムース、上にはチョコレートクリームが。土台に生地にも刻んだピーナッツが入っていて、カカオとピーナッツが一体となった子どもから大人まで大好きなケーキです。

Belle Saison 〜ベルセゾン/アプリコット×チョコレート 630円

真ん中のアプリコットジュレの酸味、そしてクルミの香ばしさがポイントのケーキ。秋の夕暮れをイメージしているのだそう。アプリコットと2種類のチョコレートムースを一緒に食べると、甘味、酸味、香ばしさのバランスがちょうどよい。赤ワインでコンポートにしたイチジクも忍ばせています。

Pavlova Marron〜パブロバマロン/マロン×洋ナシ 630円

モンブランのような見た目ですが、予想以上に軽くてびっくり！その秘密は、黒糖を使ったメレンゲにマロンクリームと香ばしく焼き上げた渋皮栗をいれたパブロバです。栗の風味をしっかりと感じながらも口の中でとろけていってしまうその軽さは、いくらでも食べられそう！そこに合わせた洋ナシのジュレやマロンクリームが奥深い味わいを生み出していました。