1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 「愛しているけど、したくない」なかなか本音が言えない…妻が夫婦生活を拒絶する本当の理由とは!?

「愛しているけど、したくない」なかなか本音が言えない…妻が夫婦生活を拒絶する本当の理由とは!?

  • 2024.11.23

夫のことは大好きで、妊娠前は毎日のように夫婦生活があったのに出産後はまったくなくなりました。あんなに大好きだった夫のことは「好き」に変わり、一番はもちろん子どもに。24時間育児をして、家事などをこなしていると夜にはヘトヘトです。子どもを寝かせたら、眠れるときに眠りたい、自分の好きな時間を過ごしたいなどという気持ちが芽生えたのです。しかし、夫としたくない最大の理由は、実は夫の「やり方」にありました。

私が求めるスキンシップは…

子どもが生まれてからの私は、夫婦生活よりもハグや手をつなぐなどのスキンシップのほうがいいなと思っています。手をつなぐことはなかなかできていないのですが、ハグは1日に1~2回は私からしています。

また、少し抵抗を感じますが夫からはたまにボディタッチをしてくることがあり、私はこのスキンシップで十分だと感じているのです。

夫婦生活を拒絶する本当の理由

実は、夫婦生活をしたくないのは、夫には言えない別の理由があります。それは、夫はセックスの時間が長く、当たり前のように1時間以上で、早く眠りにつきたい私には正直苦痛ということ。

妊娠前はなんとも思わなかったのですが、出産後は少しでも寝たいという気持ちが強く、抵抗を感じてしまいます。夫は自分よりも相手を喜ばせたいタイプなので、早く終わらないところが私は嫌なのです。

正直、出産後は短時間でササッと終わらせてくれるならと思ったこともあったのですが、やはり1時間超え……。しかも、痛くて痛くて終わったあとも排尿するたびに痛みを感じたことも。たまたまかもしれませんが、そのときは正直もうしたくないと思ってしまいました。

離婚されたくないから応えるべき

夫がひとりで処理しているのを知っていて、それはかわいそうだなと思っています。しかし、それ以上に1時間という夫婦生活をするなら正直寝たり、自分の時間をゆっくり過ごしたいと思ってしまうのです。

そのため、セックスレスは離婚の原因になることもあり、たまには応えなければとは思っていながらも、なかなか「いいよ」と言えない自分がいました。

夫と夫婦生活について話し合い

しかし、これでは何も解決しないと思い、夫と話し合いをすることに。夫は夫婦生活を求めていることを訴えてきました。一方、私は夫に「育児して、家事して、仕事して、夫婦生活に1時間以上は正直つらいの。私を喜ばせようという気持ちはうれしいけれど体力が持たないの」と伝えたのです。

夫は、「そんなに疲れているとは思わなかった。ごめん」と言ってくれて、これからはまったくしないのではなく、「たまにはしようね」と話して終わりました。話し合いをして、正直な気持ちを伝えたことで申し訳ないと思ったのと同時に、まだ私を求めてくれることに喜びを感じました。これからは夫婦生活というスキンシップも大切にしたいと思い直しました。

今まで、いろいろな理由をつけて約2年ほど拒否し続けてきた夫婦生活なので、再開はいろいろな意味でドキドキします。しかし子どものために夫婦がいつまでも仲良くいられるように、定期的な夫婦生活はすごく大切なことだと思いました。これからは毎回ではなくても、誘われたら応えていきたいです。

著者:のろゆうこ/40代女性・ライター。結婚3回目にして幸せを手に入れた北海道出身ライター。息子を出産してから20年ぶりの出産を経て、現在は娘をワンオペで育てている。おいしいものを食べ歩くことが大好き。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ベビーカレンダー編集部

元記事で読む
の記事をもっとみる