大人ならすぐに解けるよね……？計算できるか挑戦してみて！【算数クイズ】

小数のわり算、自信ありますか？ 「久しぶりだからなぁ……」という人は、この機会に思い出してみましょう！ 丁寧に解説するので、頭の体操にぜひ取り組んでみてくださいね。

Q.5秒で解ける？

【問題】

0.48÷0.6=？

この問題、あなたは何秒で解ける？
5秒でわかったら天才かも……！

Answer

正解は「0.8」もしくは「4/5」♡

小数のわり算は小数点の位置を混乱しがちで、分数のわり算よりも難しいと感じる人も。
今回は工夫した解き方を2通り紹介するので、自分の解き方と比べてみてください♪

＜それぞれ100倍にして整数に変換する方法＞

「0.48」と「0.6」をそれぞれ100倍にして整数に変換します。

0.48÷0.6
=(0.48×100)÷(0.6×100)
=48÷60
=0.8

答えは「0.8」と導き出せました。

下のように解いた人は惜しい！
0.48÷0.6
→(0.48×100)÷(0.6×10)
→48÷6
ポイントは「わる数もわられる数も100倍する」です。
注意してくださいね。

＜小数を分数に変換して計算する方法＞

小数を分数に変換して計算してみましょう。

小数点以下が2桁の小数は分数では〇/100と表すので、「0.48」は「48/100」、「0.6」は「60/100」となります。

0.48÷0.6
=48/100÷60/100

分数のわり算は、わられる数にわる数の逆数(分母と分子を入れかえた数)をかけます。
今回の問題では、「÷60/100」を「×100/60」にします。

48/100÷60/100
=48/100×100/60

分数と分数のかけ算は、分母同士、分子同士でかけます。
このとき、分母と分子に共通の公約数をもつ数字がある場合は約分をします。
今回の問題では「100」と「100」で約分できます。
そして「48」と「60」は「12」で割り切れるので、さらに約分します。

48/100×100/60
=(48×100)/(100×60)
=48/60
=(48÷12)/(60÷12)
=4/5

答えは「4/5」と導き出せました。

48/60が12で割り切れるとすぐに気付かなかった人は、下のように二段階に約分しても大丈夫です。
48/60
=(48÷4)/(60÷4)
=12/15
=(12÷3)/(15÷3)
=4/5

間違えやすい問題も少し工夫をすれば、正確に計算できます。
答えを出すだけではなく、さまざまな視点から問題を考えるのも面白いですよね。

ぜひ他の問題にも挑戦してみてくださいね♪

◆夏みかん カフェと美味しい食事が大好きな、2人の子どものアラフォーママです。 最近のマイブームは、米粉スイーツ作りや、手作り麹など、身体に優しくて美味しい食事を作ること♪ 中学・高校の教員免許を持って働いていましたが、子育てでいったん休み、その期間に小学校の教員免許も取得しました。子どもたちの「分かった！」の笑顔を見るために、まだまだ勉強中です。 数学は、分かったとき、世界がパーっと広がって大好き！ 読んでくれた方と一緒に、数学の世界を楽しめたら嬉しいです。