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天皇杯決勝前!ガンバ大阪とヴィッセル神戸で活躍した5選手

  • 2024.11.22
天皇杯決勝前!ガンバ大阪とヴィッセル神戸で活躍した5選手
天皇杯決勝前!ガンバ大阪とヴィッセル神戸で活躍した5選手

Text by 蹴球 ふつつか

天皇杯決勝が23日午後2時に国立競技場で開催される。

決勝のカードは2015年以来6度目の大会優勝を狙うJ1ガンバ大阪と2019年シーズンぶり2度目の同杯制覇を目指すヴィッセル神戸との関西対決となった。

これまで関西の両雄は激しい戦いを見せてきた一方で、両チームのユニフォームをまとって輝かしい活躍を見せた選手もいる。

決勝を前にG大阪と神戸に所属し、Jリーグで活躍した5選手を紹介する。

残念、そこはシジクレイだ

シジクレイ

天皇杯決勝前!ガンバ大阪とヴィッセル神戸で活躍した5選手
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主なポジション:センターバック

両クラブのディフェンスラインで輝きを放ったシジクレイは、その守備能力の高さでJリーグの歴史に名前を残した。2001年に京都パープルサンガ(現京都サンガ)から期限付き移籍で神戸に加わり、加入後すぐにレギュラーとして活躍した。

DF土屋征夫、DF北本久仁衛、シジクレイの3バックは、当時トルシエジャパンが運用していた戦術「フラットスリー」にあやかって「ピカッとスリー」と呼ばれていた。スキンヘッドの3人の守備は強固であり、リーグ内で大きな存在感を見せた。

2004年に神戸からG大阪へ完全移籍し、幅広い守備範囲で何度もチームの窮地(きゅうち)を救ってきた。「残念、そこはシジクレイだ」というネットミームが生まれるほど活躍し、両チームのサポーターから愛される存在だった。

現日本サッカー協会会長

宮本恒靖

天皇杯決勝前!ガンバ大阪とヴィッセル神戸で活躍した5選手
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主なポジション:センターバック

1995年にG大阪のアカデミーからチーム史上初の下部組織からトップチーム昇格を果たし、主力センターバックとして君臨。2005年には悲願のJ1初制覇に大きく貢献し、翌シーズン終了後にオーストリア1部レッドブル・ザルツブルクへ欧州挑戦を果たした。

2009年からはヴィッセル神戸に完全移籍して国内復帰し、加入後すぐに主力としてチームを支えた。2011年に現役引退後はG大阪の監督を務め、昨年12月に日本サッカー協会会長に就任した。日本代表でも通算71試合出場し、甘いマスクから恒さまの愛称で多くの女性ファンから人気を集めた。

関西3クラブを渡り歩いたストライカー

播戸竜二

天皇杯決勝前!ガンバ大阪とヴィッセル神戸で活躍した5選手
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主なポジション:センターフォワード

1998年に姫路市立琴丘高からG大阪に加入した播戸氏は、関西3クラブで印象的な活躍を披露した。2002年にG大阪から神戸へ期限付き移籍すると、翌シーズンに完全移籍。2004年シーズンにはキャリアハイとなるリーグ戦28試合17得点をマークして存在感を見せた。

2006年からG大阪に完全移籍で復帰すると、加入シーズンでリーグ戦30試合16得点と大爆発し、同年に日本代表にも選出された。その後は2010年にセレッソ大阪へ完全移籍して、関西3クラブを渡り歩いた。2019年にG大阪と異例の1日限定契約を結んで現役引退をサポーターに報告した。

ミスター神戸

永島昭浩

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主なポジション:センターフォワード

神戸市出身の永島氏は1983年に神戸市立御影工業高からG大阪の前身である松下電器産業サッカー部に入部し、Jリーグ開幕の1993年にはリーグ戦32試合12得点を記録するなど、チームの黎明期にストライカーとして結果を出した。

清水エスパルスを経て1995年に故郷の神戸へ加入すると、旧JFLからJリーグ参入に大きく貢献。1997年にはリーグ戦32試合22ゴールを挙げてチームをけん引した。サポーターから「ミスター神戸」と称されるほどクラブのアイコンとして愛された。長女の優美さんはフジテレビでアナウンサーを務めている。

Jリーグ史上最高峰のストライカー

レアンドロ

天皇杯決勝前!ガンバ大阪とヴィッセル神戸で活躍した5選手
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主なポジション:センターフォワード

Jリーグの歴史に名を残すほど活躍したゴールマシーンのレアンドロは、2007年にナシオナルACから神戸に期限付き移籍で加入し、加入シーズンでリーグ戦32試合15得点と大暴れし、その名前を多くのサポーターに印象付けた。

2009年には神戸からG大阪に完全移籍し、クラブ新記録となる公式戦9試合連続得点を挙げてリーグ戦21試合11得点を挙げた。2009年からカタールへ活躍の場を移してからは2012、2013年シーズンに期限付き移籍でG大阪に再加入して得点を量産した。


2015年夏に柏レイソルから神戸へ復帰すると、翌シーズンにリーグ戦31試合19得点と圧巻の活躍でJ1得点王に輝いた。圧倒的なスピードとゴール前での冷静さ、技術の高さでゴールを量産するストライカーを長年多くのサポーターを恐れさせた。

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